コラム

パーキンソン症候群

2019.04.10

★進行性核上性麻痺を対象とした医師主導臨床試験の開始

岐阜大学医学部附属病院では,進行性核上性麻痺の方を対象に臨床試験を開始しました.試験の内容は,進行性核上性麻痺のすくみ症状に対して,効果があるかどうかを調べるために,試験薬を一定期間内服し,効果を観察するものです.なお本試験は,国立病院機構東名古屋病院でも開始予定です.
【試験薬,試験の方法について】
今回の試験では,進行性核上性麻痺患者さんのすくみ症状や歩行障害に対して,試験薬を内服し,効果(すくみ症状や歩行障害の改善)と安全性(副作用など)を調べます.試験の対象となるのは40歳以上で,すくみ症状を認める患者さんです.使用する薬剤の一般名は,塩酸トリヘキシフェニジルという,パーキンソン病やパーキンソン症候群に用いられる薬剤です.約4か月程度の治療観察期間があります.  なお,試験の詳細につきましては,試験担当医師が説明いたします.主な参加基準等,その他の情報については下記リンクをご覧ください.ご参加,および近隣の病院の先生方にはご紹介をどうぞ宜しくお願い申し上げます.
http://www.med.gifu-u.ac.jp/neurology/research/psp.htmlー 場所: 岐阜大学医学部附属病院

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