個人情報の取り扱いについて

神経変性疾患・睡眠疾患における抗 IgLON5 抗体に関する研究

岐阜大学大学院医学系研究科 脳神経内科学分野では、「神経変性疾患・睡眠疾患における抗 IgLON5 抗体に関する研究」を行っています。本研究は、岐阜大学大学院医学系研究科医学研究等倫理審査委員会の承認を得ており、下記に該当する患者さんの資料・臨床情報を用いて研究を行います。この研究に関するお問い合わせがありましたら、以下の「問い合わせ先」へご連絡ください。

研究対象 進行性核上性麻痺及び類縁疾患を対象とした多施設共同コホート研究(Japanese Longitudinal Biomarker Study in PSP and CBD: JALPAC)に参加している進行性核上性麻痺/大脳皮質基底核症候群と診断された患者さん
研究期間 令和3年11月15日~令和8年3月31日
研究機関名

岐阜大学大学院医学系研究科 脳神経内科学分野
新潟大学脳研究所

鳥取大学医学部脳神経医科学講座 脳神経内科学分野
研究の目的・方法 抗IgLON5抗体関連疾患は、異常な免疫反応の結果、体内でつくられた抗IgLON5抗体という自己抗体が神経細胞の障害をもたらす疾患です。睡眠時の無呼吸、しゃべりにくい・飲み込みにくい、歩きにくい、手足が勝手に動く、もの忘れなど多彩な症状が現れます。この疾患の症状は進行性核上性麻痺や大脳皮質基底核症候群など神経変性疾患に類似することがあります。そのため、これらの疾患として診断されている患者さんを対象として抗IgLON5抗体の測定を行います。抗IgLON5抗体関連疾患に特徴的な症状や検査所見、免疫療法の有効性が明らかになれば、診断・治療法の開発につながることが期待されます。
研究に用いる試料・情報の種類 試料として、JALPACに提出された血液・髄液を使用します。また、JALPACに登録された臨床情報(年齢、生年月、年齢性別、身長・体重、診断名、臨床経過、臨床症状、神経学的所見、治療内容と効果、血液・髄液検査、画像検査の結果)を使用します。
個人情報の保護について 血液や髄液、臨床情報などを扱う際には、名前の代わりに研究用の番号をつけて取り扱います。研究結果は学会や学術雑誌で公表される予定ですが、結果は研究に参加いただいた患者さんの情報をまとめた形で報告されますので、名前などの個人を特定できる情報が公開されることはありません。追加の費用の負担もかかりません。試料や情報が当研究に用いられることに了承いただけない場合は研究の対象といたしませんので、下記の連絡先にご連絡をいただければ幸いです。
研究代表者 岐阜大学大学院医学系研究科 脳神経内科学分野 下畑 享良
問い合わせ先 〒501-1194 岐阜県岐阜市柳戸1番1
岐阜大学大学院医学系研究科 脳神経内科学分野
担当:木村 暁夫 電話:058-230-6253

主に脳神経内科医師に対するアンケート調査

COVID-19にみられる神経症状や神経疾患の実態に関する研究

岐阜大学医学部脳神経内科では、国立精神・神経医療研究センターが中心になって行う下記調査に参加することになりました。「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に沿って行う必要があります。その規定では、研究内容の情報を公開することが必要とされているため、当院のホームページ上に掲載いたします。この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、以下の「問い合わせ先」へご照会ください。

研究課題名 OVID-19にみられる神経症状や神経疾患の実態に関する研究(主に脳神経内科医師に対するアンケート調査)
研究機関 国立精神・神経医療研究センター(研究責任施設)および研究協力機関
研究責任者

研究代表者  水澤英洋、国立精神・神経医療研究センター 理事長

研究分担者  高尾昌樹、国立精神・神経医療研究センター 臨床検査部 部長

日本神経学会 戸田達史、東京大学医学部附属病院神経内科 教授
       中嶋秀人、日本大学医学部内科学系神経内科学分野 主任教授
       日本神経学会 神経感染症セクション

研究の目的 日本における COVID-19 発症患者さんにみられる神経症候(神経疾患)の種類、頻度といった実態を調 査します。結果を社会へ還元し、日本や世界におけるCOVID-19患者の治療に貢献することを目指します。 COVID-19 の診療経験のある、主に脳神経内科医を対象にアンケート調査を行い、COVID-19 発症患者 さんの臨床情報を収集します。オンラインのアンケートフォームを、脳神経内科医へメール送信し、情報を収集します。患者さん個人の情報は含みません。データは鍵のかかるキャビネットなどで厳重に保管します。
研究の方法
  • 対象となる方:
    2019 年1月1日より2021 年8月31 日までの間に、COVID-19 を発症し、脳神経内科の診療を受けた患者さんが対象となっています。
  • 利用させていただく臨床情報および試料:
    情報等:診療録(年齢、性別、診断名、コロナウイルス検査の検査結果など。個人を特定できる生年月日、 住所などは含みません)
個人情報の取り扱い お名前・住所など個人が特定できる情報は削除した上で解析を行います。研究成果は学会や学術雑誌で公表されますが、個人を特定できる情報は利用されません。当該研究に使われることを望まれない方の記録・資料は研究には用いませんので、下記連絡先担当者に直接ご連絡いただければ幸いです。
問い合わせ先 高尾昌樹
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 病院 臨床検査部 部長
〒187-8551 東京都小平市小川東町4-1-1
電話:042-341-2712 

当科に入院されたことのある患者の皆様へ

インセンティブ付与制度が多剤内服高齢者に与える影響の解明と制度設計に関する研究

岐阜大学大学院医学系研究科 脳神経内科学分野、医学部附属病院 脳神経内科では、「インセンティブ付与制度が多剤内服高齢者に与える影響の解明と制度設計に関する研究」(日本学術振興会科学研究費 基盤研究(C)研究課題番号 17K09231)を行っております。

これは、岐阜大学医学部附属病院脳神経内科に入院歴のある方を対象に、入院時の薬剤数、退院時の薬剤数、年齢、性別などの属性を調査し、多剤処方となっている高齢者の薬剤数が入院を契機にどのように変化しているのかを調査する疫学研究です。2016年4月1日より保険制度の一部改正があり、多剤内服している患者さんの薬剤が削減されると健康保険上のインセンティブが支払われる制度が始まりました。そこで、その制度前後を比較して制度が有効であるかどうかを検証するための研究です。過去の電子カルテの情報から個人情報を削除した上で薬剤数などの必要情報のみを研究に使用します。本研究において、個人情報は保護されており、患者の皆さんの生命、身体、財産、その他の権利、利益が侵害されることはありません。  研究から生じる知的財産権は、研究者および研究参加施設に属し、研究対象者には生じません。研究の結果の解釈および結果の解釈に影響を及ぼすような「起こりえる利益相反」は存在しません。

本研究において、「ご自身のカルテ情報の一部が使用されることに不都合がある場合」や、「本研究への協力を希望されない場合」、その他ご質問がある場合には、下記の問い合わせ先へ遠慮なくお申し出ください。お申し出により、患者様やそのご家族様に不利益が生じることはありません。尚、お申し出の期間は、2017年12月31日までとさせていただきます。

ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

研究対象期間 2015年4月1日~2017年3月31日までの2年間
研究期間 倫理審査委員会承認日~2022年1月末日
研究機関名 岐阜大学大学院医学系研究科 脳神経内科学分野
岐阜大学医学部附属病院 脳神経内科
研究代表者 林 祐一
問い合わせ先 〒501-1194 岐阜市柳戸1-1
岐阜大学医学部附属病院 脳神経内科 講師 林 祐一
連絡先番号:058-230-6254
hayashiy●gifu-u.ac.jp
(メールを送信する場合は上記記載のメールアドレス中●を@に変更して送信ください。)

院内転倒した高齢者の転倒予測率向上に関する研究

岐阜大学大学院医学系研究科 神経内科・老年学分野、医学部附属病院 脳神経内科では、「院内転倒した高齢者の転倒予測率向上に関する研究」及び「電子カルテシステムによる院内転倒の予測自動化に関する研究(日本学術振興会科学研究費基盤研究CC)研究課題番号20K10319」を行っています。

これは、岐阜大学医学部附属病院神経内科・老年内科に入院歴がある方で入院中に転倒したことがある方を対象に、入院時の薬剤数、退院時の薬剤数、年齢、性別、転倒歴、転倒予測アセスメントの点数などの属性を調査し、入院を契機に院内で転倒する患者の転倒予測が適正に行われているかどうか、転倒予測をどのように向上させたらよいのかを調査する疫学研究です。過去の電子カルテの情報から個人情報を削除した上で薬剤数などの必要情報のみを研究に使用します。本研究において、個人情報は保護されており、患者の皆さんの生命、身体、財産、その他の権利、利益が侵害されることはありません。  研究から生じる知的財産権は、研究者および研究参加施設に属し、研究対象者には生じません。研究の結果の解釈および結果の解釈に影響を及ぼすような「起こりえる利益相反」は存在しません。

本研究において、「ご自身のカルテ情報の一部が使用されることに不都合がある場合」や、「本研究への協力を希望されない場合」、その他ご質問がある場合には、下記の問い合わせ先へ遠慮なくお申し出ください。お申し出により、患者様やそのご家族様に不利益が生じることはありません。尚、お申し出の期間は、2017年12月31日までとさせていただきます。

ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

研究対象期間 2004年6月1日~2016年12月31日までの12年6ヶ月間
研究期間 倫理審査委員会承認日~2021年1月末日
研究機関名 岐阜大学大学院医学系研究科 脳神経内科学分野
岐阜大学医学部附属病院 脳神経内科
研究代表者 林 祐一
問い合わせ先 〒501-1194 岐阜市柳戸1-1
岐阜大学医学部附属病院 脳神経内科 講師 林 祐一
連絡先番号:058-230-6254
hayashiy●gifu-u.ac.jp
(メールを送信する場合は上記記載のメールアドレス中●を@に変更して送信ください。)

「多発性硬化症・視神経脊髄炎の病態におけるプログラニュリンの役割の解明」への協力のお願い

岐阜大学大学院医学系研究科 脳神経内科学分野、医学部附属病院 脳神経内科では、多発性硬化症・視神経脊髄炎の病態におけるプログラニュリンの役割の解明を行っております。過去に下記のような診療を受けた患者さんの試料・情報を用いた研究を行います。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

研究の対象 2010年4月~2020年3月に当科において、多発性硬化症もしくは視神経脊髄炎と診断された方
研究期間 倫理審査委員会承認日~2020年3月31日
研究目的・方法 本研究は、多発性硬化症と視神経脊髄炎の新しい治療法の開発につなげるための研究です。ヒトの体内にあるプログラニュリンという神経の成長に関連し、炎症を抑える働きのある分子に注目して研究を行います。血清・髄液のプログラニュリンの濃度と、機能障害レベルや炎症マーカーとの関連性を検討します。この研究で、プログラニュリンが障害を軽くし、炎症を抑えていることが確認できれば、今後治療薬としての可能性が期待できます。
研究に用いる試料・情報の種類 通常診療として血液および髄液検査で採取した残りの検体と電子カルテの臨床情報{年齢、性別、診断名、神経学的所見、治療内容、検査・画像データ(血液一般、生化学、髄液細胞数、蛋白量、頭部MRI、脊髄MRI)}を使用します。
研究への参加辞退をご希望の場合

本研究に関して新たに患者さんに行っていただくことはありませんし、費用もかかりません。本研究に関する質問等がありましたら以下の連絡先まで問い合わせください。また、試料・情報が当該研究に用いられることについて了承いただけない場合には研究対象としませんので、以下の連絡先まで申し出ください。なお、本研究は、岐阜大学大学院医学系研究科医学研究等倫理審査委員会の承認を得ております。また、この研究への参加をお断りになった場合にも、将来にわたって当科における診療・治療において不利益を被ることはありませんので、ご安心ください。

研究から生じる知的財産権の帰属と利益相反

研究者、岐阜大学、共同研究機関の小野薬品工業に帰属し、研究対象者には生じません。研究の結果の解釈および結果の解釈に影響を及ぼすような「起こりえる利益相反」は存在しません。

連絡先 岐阜大学医学部附属病院 脳神経内科
電話番号 058-230-6253
氏名:木村暁夫
研究責任者 岐阜大学医学部附属病院 脳神経内科
氏名:木村暁夫

病理検体を用いた研究についてのお知らせ

岐阜大学医学部附属病院では、病理解剖にご協力いただきました方の検体・標本を用いた多施設共同研究を行っております。この研究は、当院倫理審査委員会において承認されました。私たちの行う医学研究は現在、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」および「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」に沿って行う必要があります。その規定では、研究内容の情報を公開することが必要とされているため、当院のホームページ上に掲載いたします。この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、以下の「問い合わせ先」へご照会ください。

研究課題名 大脳皮質基底核変性症剖検例における臨床像の解明および臨床診新基準の妥当性検証~多施設共同研究~
研究機関 国立病院機構東名古屋病院(研究責任施設)および研究協力機関
研究協力機関 新潟大学、愛知医科大学、東京都健康長寿医療センター、東京医科歯科大学、東京都医学総合研究所、北海道大学、東北大学、国立病院機構相模原病院、東京都立松沢病院、岡山大学、東京都立神経病院、弘前大学、国立精神・神経医療研究センター、鳥取大学、岐阜大学、京都府立医科大学、国立病院機構あきた病院、国立病院機構医王病院、国立病院機構刀根山病院、国立病院機構松江医療センター、帝京大学、福祉村病院、小山田温泉記念病院、国立病院機構鈴鹿病院、横浜市立脳卒中・神経脊椎センター、新渡戸記念中野総合病院、阿賀野病院、三島病院、小千谷さくら病院
研究責任者 饗場郁子(国立病院機構東名古屋病院リハビリテーション部長・第一神経内科医長)
研究の目的 わが国における大脳皮質基底核変性症の臨床像を解明し、精度の高い大脳皮質基底核変性症の診断基準を作成する。
研究の方法
  • 対象となる方:
    当院で病理解剖にご協力いただいた方で、生前に大脳皮質基底核変性症あるいは大脳皮質基底該症候群と診断された方および大脳皮質基底核変性症と病理診断された方
  • 利用させていただく臨床情報および試料:
    年齢・性別・身体所見・神経学的所見・MRIなど画像所見・病理学的所見・病理組織および組織より抽出されたDNAおよびRNA
個人情報の取り扱い お名前・住所など個人が特定できる情報は削除した上で解析を行います。研究成果は学会や学術雑誌で公表されますが、個人を特定できる情報は利用されません。当該研究に使われることを望まれない方の記録・資料は研究には用いませんので、下記連絡先担当者に直接ご連絡いただければ幸いです。
問い合わせ先 〒501-1194  岐阜大学医学部附属病院脳神経内科
電話:058-230-6254  担当医師:林 祐一