コラム

パーキンソン症候群

2019.04.27

大脳皮質基底核症候群の背景病理をFDG-PETで推定する

大脳皮質基底核変性症(CBD)という名称は病理診断名として使用され,代わって大脳皮質基底核症候群(CBS)という名称が臨床診断名として使用されています.CBSの背景病理は,CBDのほか,アルツハイマー病(AD),進行性核上性麻痺(PSP)などさまざまな疾患が認められます.将来の病態抑止療法を成功させるためには,正確な背景病理の推定が不可欠ですが,臨床像や頭部MRIから生前診断することは難しい状況です.今回,イタリアから,背景病理の生前診断に,糖代謝を評価するFDG-PETが有用であるという研究が報告されました.ブログに解説いたしましたのでご覧ください.

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