概要

VOICE~岐大医学部から~

医学部看護学科長からのメッセージ

医学部 看護学科
地域生涯発達看護学講座
母性看護学分野 教授 井關 敦子 先生

『VOICE-岐大医学部から-』第129回は、令和5年4月から医学部看護学科長に就任された、医学部看護学科 母性看護分野 教授 井關 先生にお話を伺いました。

看護学科長挨拶

岐阜大学医学部看護学科は平成12年10月に設置され、多くの看護師・助産師・保健師を社会に輩出して参りました。隣接する医学部附属病院をはじめ、学内外の施設や非常勤講師の先生方から多大なご協力をいただいています。

約3年に渡るコロナ禍は医療や教育界へ影響を及ぼし、看護学科も様々な制約の中での教育とならざるを得ませんでした。しかしこれらの経験は、従来の課題を見直し、新たな教育方法を検討する機会でもありました。また看護学科の学生達も、限られた条件のなかで誠実に学び、人と接することの重要さを実感したことと思います。

医学の進歩に伴い看護職には高い専門性が求められています。しかし、どのような時代が来ても世界のどこにいても、看護職は、高い倫理観のもとケアの対象者を理解し、その心に寄り添うことを忘れてはならないと思います。

看護職は人の健康と生命に関わる大きな責務を担いますが、平時も非常時も社会から必要とされます。人は新しいことを学び変化を望む存在だと思います。学生の皆さまには、岐阜大学の理念である「学び」「極め」「伝える」人材として成長してくださることを期待しています。どうぞ、看護学科で学び、看護職に必要な素養を身につけ看護職としてのアイデンティティを形作っていってください。

略歴

昭和59年 名古屋市立中央看護専門学校看護学科卒業
昭和62年 国立名古屋病院附属看護助産学校助産婦科卒業
平成11年 京都府立医科大学医療技術短期大学部専攻科保健学専攻修了
半田常滑看護専門学校(専任教員)
平成15年 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻博士前期課程修了
香川医科大学医学部看護学科(現:香川大学医学部看護学科)(助手)
平成16年 三重大学医学部看護学科(助手)
平成20年 三重大学医学部看護学科(助教)
平成22年 三重大学医学部看護学科(准教授)
平成25年 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻博士後期課程修了
平成27年 岐阜大学医学部看護学科(教授)
令和5年 4月より現職



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