令和6年度 カダバー・サージカル・トレーニングセンター報告会を開催しました
医学科 2025/01/30
外科手術手技の向上と医療安全の向上を目的とするカダバー・サージカル・トレーニング(以下「CST」とする。)を実施するため、岐阜大学大学院医学系研究科・医学部CSTセンターが開設されました。CSTセンターの構成母体は解剖学分野と臨床解剖開発学講座(寄附講座)であり、臨床解剖開発学講座は岐阜県厚生農業協同組合連合会(以下、「岐阜厚生連」とする。)のご寄附によって令和4年4月に開設された寄附講座です。
実施3年目である令和6年度のCSTは10月1日から12月13日に実施され、附属病院の12診療科から103名(うち学外からの参加者14名)の医師が参加しました。今回のCSTに供されたご遺体は岐阜大学医学部に献体された4体でした。
令和7年1月24日(金)17時より、医学部本館1階小会議室において、岐阜厚生連常務理事の岡田則子様、岐阜・西濃医療センター西濃厚生病院副院長の髙橋孝夫先生をお招きし、令和6年度CST報告会を行いました。次第は以下の通りです。
<次第>
・今年度の実施総括 千田 隆夫(CSTセンター長/解剖学分野)
・CST実施報告 坂井 修 (心臓血管外科)
・CST実施報告 片桐 渉 (歯科口腔外科)
・実施後アンケート結果報告 杉戸 信彦(臨床解剖開発学講座)
3年間で岐阜大学のCSTの運営基盤が整いました。
引き続き、優秀な外科系医師の養成と医療安全の向上を図って参ります。
センター長による CST実施報告(心臓血管外科) CST実施報告(歯科口腔外科)
今年度のCST実施総括
CST実施後アンケート結果報告
【関連リンク】
岐阜大学大学院医学系研究科・医学部カダバー・サージカル・トレーニング(CST)センター令和5年度 CST報告会を開催しました
岐阜大学大学院医学系研究科・医学部カダバー・サージカル・トレーニング(CST)センター開所式と令和4年度CST報告会を開催しました