概要

VOICE~岐大医学部から~

第63回解剖体慰霊祭及び平成28年度献体者御遺骨返還式を挙行

医学部では、医学教育のために献体された方、病理解剖にご協力いただいた方の御霊をお慰めし、その尊い志とご遺徳を讃えるため、毎年11月に解剖体慰霊祭を、また、解剖学実習に供された方々の御遺骨を御遺族に返還するとともに、献体者及びその御遺族に感謝の意を表すため、献体者御遺骨返還式を執り行っています。
 
今年度は、11月18日(金)、第63回解剖体慰霊祭及び平成28年度御遺骨返還式が、岐阜市民会館にて、厳かに執り行われました。
 
63回目となる解剖体慰霊祭には、御遺族、献体にご登録いただいた方、来賓をお招きし、本学部教職員、医学科及び看護学科の学生など約450名が参列しました。今回は、平成24年9月から平成28年8月までに医学の発展のために尊い御遺体をお預け頂いた226名の御霊を追悼し、平成27年9月から平成28年8月までの新たにお預かりした御遺体の芳名が朗読されました。そして、湊口 医学部長、原 腫瘍病理学分野教授、来賓代表及び学生代表が追悼の辞を述べ、最後に、参列者全員が献花を行い閉式となりました。
 
解剖体慰霊祭終了後に執り行われた3回目となる御遺骨返還式には、平成28年度に解剖実習に供された系統解剖体の御遺族、本学部教職員及び医学科の学生併せて約200名が参列しました。同式典に出席された御遺族へ湊口 医学部長から御遺骨が返還され、返還される御遺骨の解剖を行った学生が、献体頂いた故人及び御遺族に心からの感謝を述べました。最後に、千田 解剖学分野教授から、重ねて故人並びに御遺族に対し謝辞を述べ、献体者御遺骨返還式は閉式となりました。 

湊口 医学部長による 追悼の辞
学生による追悼の辞
献花の様子
御遺骨返還
千田 教授による謝辞

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