概要

VOICE~岐大医学部から~

第62回解剖体慰霊祭及び平成27年度献体者御遺骨返還式を挙行

医学部では,医学教育のために献体された方、病理解剖にご協力いただいた方の御霊をお慰めし、その尊い志とご遺徳を讃えるため,毎年11月に解剖体慰霊祭を,また,解剖学実習に供された方々の御遺骨を御遺族に返還するとともに,献体者及びその御遺族に感謝の意を表すため,献体者御遺骨返還式を執り行っています。
 
解剖体慰霊祭は,今回62回目,献体者御遺骨返還式は昨年度に引き続き2回目となります。 今年度は,11月13日(金),第62回解剖体慰霊祭及び平成27年度御遺骨返還式が,岐阜市民会館にて,執り行われました。 解剖体慰霊祭は,御遺族,献体にご登録いただいた方,来賓をお招きし,本学部教職員,医学科及び看護学科の学生など約450名が参列する中,厳かに執り行われました。今回は,平成24年9月から平成27年8月までに医学の発展のために尊い御遺体をお預け頂いた168名の御霊を追悼し,平成26年9月から平成27年8月までの新たにお預かりした御遺体の芳名が朗読されました。そして,清島医学部長,山口高次神経形態学分野教授,来賓代表及び学生代表が追悼の辞を述べ,最後に,参列者全員が献花を行い閉式となりました。
 
解剖体慰霊祭終了後に執り行われた御遺骨返還式には,平成27年度に解剖実習に供された系統解剖体の御遺族,本学部教職員及び医学科の学生併せて約200名が参列しました。同式典に出席された御遺族へ清島医学部長から御遺骨が返還され,返還される御遺骨の解剖を行った学生が,献体頂いた故人及び御遺族に心からの感謝を述べました。最後に,山口高次神経形態分野教授から,重ねて故人並びに御遺族に対し謝辞を述べ,献体者御遺骨返還式は閉式となりました。

医学部室内合奏団による演奏
清島 医学部長による 追悼の辞
学生による追悼の辞
献花の様子
御遺骨返還
山口 教授による謝辞

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