概要

VOICE~岐大医学部から~

第67回解剖体慰霊祭及び令和5年度献体者御遺骨返還式を挙行

 医学部では、医学教育のために献体された方、病理解剖にご協力いただいた方の御霊をお慰めし、その尊い志とご遺徳を讃えるため、毎年11月に解剖体慰霊祭を、また、解剖学実習に供された方々の御遺骨を御遺族に返還するとともに、献体者及びその御遺族に感謝の意を表すため、献体者御遺骨返還式を執り行っています。コロナ禍による3年間の中止を挟み、今年度は11月10日(金)に、第67回解剖体慰霊祭及び令和5年度献体者御遺骨返還式が、岐阜市民会館にて、厳かに執り行われました。
 
 解剖体慰霊祭には、御遺族、献体にご登録いただいた方、来賓をお招きし、本学部教職員、医学科及び看護学科の学生などあわせて451名が参列しました。今回は、平成30年9月から令和5年8月までに医学の発展のために尊い御遺体をお預け頂いた250名の御霊を追悼し、御芳名が朗読されました。そして、山口 医学部長、原 腫瘍病理学教授、来賓代表及び学生代表が追悼の辞を述べ、最後に、参列者全員が献花を行い閉式となりました。
 
 解剖体慰霊祭終了後に執り行われた7回目となる御遺骨返還式には、令和5年度に解剖実習に供された系統解剖体の御遺族、本学部教職員及び医学科の学生併せて約200名が参列しました。同式典に出席された御遺族へ山口 医学部長から御遺骨が返還され、返還される御遺骨の解剖を行った学生が、献体頂いた故人及び御遺族に心からの感謝を述べました。最後に、山口 医学部長から、故人並びに御遺族に対し深く謝辞を述べ、献体者御遺骨返還式は閉式となりました。

御芳名簿朗読
山口 医学部長による 追悼の辞
学生による追悼の辞
献花の様子
御遺骨返還
山口 学部長による謝辞

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