概要

VOICE~岐大医学部から~

令和2年度献体者御遺骨返還式を挙行

医学部では、医学教育のために献体された方、病理解剖にご協力いただいた方の御霊をお慰めし、その尊い志とご遺徳を讃えるため、毎年11月に解剖体慰霊祭を、また、解剖学実習に供された方々の御遺骨を御遺族に返還し、献体者及びその御遺族に感謝の意を表すため、献体者御遺骨返還式を執り行っております。しかし、今年度は新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、解剖体慰霊祭を中止とし、11月27日(金)に、令和2年度献体者御遺骨返還式を、岐阜大学医学部大会議室にて執り行いました。

7回目となる御遺骨返還式には、令和2年度に解剖実習に供された系統解剖体の御遺族、本学部教職員あわせて約60名が参列いたしました。例年は返還される御遺骨の解剖を行いました学生が、献体頂いた故人及び御遺族と面談し、感謝の気持ちを直接伝えておりましたが、今回は思いを手紙にしたためることで、その謝意を表しました。中島 医学部長から同式典に出席された御遺族に対し、御遺骨が返還された後、中島 医学部長及び千田 解剖学分野教授から、重ねて故人並びに御遺族に対し御礼の辞が述べられ、献体者御遺骨返還式は閉式となりました。


御遺骨返還
中島 医学部長による御礼の辞
千田 教授による御礼の辞

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