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研修医手記

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岐阜県総合医療センター 研修医1年目 三神 智恵 (part41)

 あっという間の半年でした。医師として働き始めて、はや半年が過ぎました。あまりに忙しく、必死に過ごした半年であり、今までの人生のどの時期よりも早く感じました。今回、寄稿文を書く機会をいただき、忙しいばかりで、なかなか振り返ることのできなかった研修医生活を見直す機会となりました。正直、うまくできていないと思うことの方が多い半年でありましたが、ありのままを書かせていただきます…

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中濃厚生病院 研修医1年目 伊藤 里奈 (part40)

 遊び呆けた春やすみ、明けたら医者になりました。とはいうものの、私が研修している中濃厚生病院では4月は現場には出ずに授業が続き、いつまで経っても本当に自分は医師になれたのか?国試が受かったのが間違いだったらどうしよう?と疑問に思い不安になる日々でした。その後いざ現場に出てみると座学でゆったりと勉強してきた環境とは違い、瞬時の判断を求められたり手技に汗だくで取り組んだりと、改めて自分が社会人そして医師になったことを実感する緊張感のある場面を多く経験するようになりました。毎日が新鮮で目先のことで精一杯になりながら日々過ごしていたらいつの間にか…

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岐阜県総合医療センター 研修医1年目 山口 莉穂(part39)

 「医師」として働き始め、はや半年が経ちました。  目に映るもの全てが新鮮で、目先のことで精一杯になりながら一日一日を過ごしていたら、研修医の4分の1が終わっていました。まだまだ未熟で毎日を必死に駆け抜けている最中ではありますが、研修医手記を寄稿する機会をいただきました。一度立ち止まりこの半年を振り返ることができるとても良い機会であると考え、お引き受けいたしました。あまり背伸びせず等身大の自分をお伝えできたらと思います。   ■不安との戦い 「患者の前では医者も研修医もないの。それが医療現場。」  2021年4月下旬から放送されたドラマ「泣くな研修医」での一言です。この…

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岐阜市民病院 研修医1年目 幅 智教(part38)

 「先生」と呼ばれるようになり早半年の月日が経過し、研修医の4分の1が終了したこととなります。矢の如く過ぎたこの6か月、自分は何ができるようになったのか、頼もしい2年目の先輩方に少しは近づけているのか、不安と焦りに苛まれている最中、研修医手記を寄稿する機会をいただきました。取り留めのない雑感となるとは思いますが、医師になってからの半年間を振り返らせていただきます。  第一に実感したことは、己の知識・技術不足に尽きます。6年間の学生生活を終え、医師国家試験に合格し、ある程度の知識は身につけたものだと思っていました。しかし臨床の場で求められる知識は、試験とはまた違ったものであり、国試での知識…

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岐阜市民病院 研修医1年目 江﨑 菜生(part37)

研修医となり、新型コロナウイルス流行の中、社会全体が今までと異なる状況であっという間に半年が過ぎたように感じます。各科のローテーションや救急外来の業務についていくのに精一杯の毎日でしたが、研修医手記を書く機会をいただき、これまでを振り返り、また今後について考えてみたいと思います。  4月、研修医になることの責任と、新たな経験への期待を胸に、岐阜市民病院での研修医生活が始まりました。1週間のオリエンテーションが終わると、すぐに当直の見学と各科のローテーションが始まりました。そして、4月下旬から救急外来での業務が始まりました。  大学での学びとは異なり、実際の現場では自分で必要な情報を集め…

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一宮市立市民病院 研修医1年目 豊島 雅大(part36)

 「お医者さん」と呼ばれるようになり、すでに半年の月日が流れました。入職当初よりはできることが増え、少しは自信がついてきましたが、まだまだ1人前の医師になるためには足りないことばかりです。  そんな中、この半年で私が最も感じたことは知識不足がいかに患者さんの不利益になるかということです。  国家試験を合格し、就職する病院も決まり、これから自分は何人の患者さんの手助けができるかなと胸を膨らませながら4月の入職を迎えました。4月半ばには当直も始まり、初当直の日には自分がどれだけできるかなとワクワクもしていました。しかし、いざ当直を始めてみると自分一人ではなにもできないことに気づかされました…

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岐阜市民病院 研修医1年目 松井 しほ(part35)

 「先生」と呼ばれることにむずがゆさを感じ、びくびくしながら病棟を歩いていた4月。治療といえども患者さんに侵襲を加えることができてしまうということや人命を預かる責任の重さを目の当たりにして、自分に与えられた権限の大きさに尻込みしてしまうこともありました。あっという間に半年が経ちました。求められるものに追いつこうと一生懸命動き、学びながら、一日一日を過ごすので精一杯だったというのが正直なところです。  6年間で詰め込んだ膨大に思えた知識は、医療を行うのに必要な情報のほんの一部でした。診断のための検査、除外しなければいけない疾患。薬剤の量は? 期間は? 効果判定はいつどのように行おう。食事は…

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大垣市民病院 研修医1年目 大野 孝生(part34)

 大垣市民病院で研修を始めて、もう6ヵ月が経とうとしています。1つ1つできることが増えてきましたが、それ以上に医療の大きさや、自分がまだできないことが見つかる毎日であり、悩みが尽きることはありません。  学生時代はラグビー部に属し、ラグビー、筋トレ、食事、飲み会に明け暮れた毎日でありました。きつい練習の毎日、仲間と同じ目標に進んで毎日努力し、楽しい日を過ごしていました。ご察しの通り、ほとんど勉強はせず筋肉を使ってばかりおりました。筋肉で凝り固まった、脳を少しずつ解凍しようとしています。本も働き出してから読むようになりました。  私は大垣出身であり、自分の生まれ育った町、大垣に何か恩返し…

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岐阜大学医学部附属病院 研修医1年目 坪井 陽平(part33)

 研修医として働き始めて早くも半年が過ぎました。日々楽しいこと、辛いこといろいろありますが、明るく楽しい同期や、優秀で頼りがいの有る先輩方に囲まれ、素晴らしい環境の中で充実した研修生活を送らせていただいています。振り返ってみると、できるようになったことも多くあれば、できるようにならなくてはと思いつつも未だにできないことも多くあり、あせる気持ちもわいてきます。  4月、何もわからない状態で初めての患者さんを担当させてもらいました。初めての受け持ち患者さんの診察を行いに向かったときに、「医師」ですと自己紹介するのにとても自信がもてませんでした。診察の仕方も、話し方もしどろもどろであり、患者さ…

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岐阜県総合医療センター 研修医1年目 二宮 彩恵莉(part32)

 気が付けば研修医生活が始まって半年が過ぎていました。つい先日には来年度のマッチング発表もあり、あれから1年経ったのかと、時の速さに驚かされます。  ちょうど1年前、私たちは卒業試験の真っ最中でした。週に2回の試験に追われ、発表当日も試験終了後に同級生たちと確認し合った記憶があります。研修医になるまでに突破しなければならないハードルを一つ終え、とりあえず一安心でした。その後、なんとか卒業も確定でき、残すは本番、国家試験。普段同じ勉強部屋で勉強していたメンバーとはお互いにクイズを出し合ったり、質問しあったりして日々を過ごしました。毎日朝早くから、夜中まで同じ空間で勉強し、食事を一緒にし、時…

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羽島市民病院 研修医1年目 村橋 賢祐(part31)

 常日頃は「記念会館だより」は読む側ですが、書く側に立つ機会をまた与えてくださったことを光栄に思います。拙い文章ですが、自分の今の心境などを振り返り、先生方に研修医時代を懐かしんでいただけたらと思います。こちらに投稿させて頂くのは2回目で、1回目は岐阜大学医学部に入学したときのことでした。生化学、生理学の話や部活の話などを書いた記憶があります。それから6年間という月日が経ちました。あっという間に過ぎた気が致します。多くの友人に囲まれて、勉学、遊びに精を出しました。価値のある6年間を過ごしました。国家試験勉強は最初は一人で頑張ろうと思っていましたが、やはり仲間がいないと続けられませんでした。…

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大垣市民病院 研修医1年目 立川 優果(part30)

 大垣市民病院で研修を始めて、はや6ヶ月が過ぎようとしています。1つずつ、できることが増えてきましたが、それ以上に学ぶべきことや自分がまだできないことが見つかる毎日であり、悩みが尽きる日はありません。  GW明けから始まった救急外来での当直業務。国家試験に通ったはずなのに、いざ患者さんを目の前にすると固まってしまいました。何を問診したらいいの? とるべき所見は? 必要な検査は? 治療は…? 必要な物品がある場所さえ分からない、上級医へconsultをするにも下手なプレゼンで患者像がうまく伝わらない…何もできない自分に情けなさを覚えました。  あれからもう半年…

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