大学院医科学専攻・医学部医学科
生命関係学
産業衛生学
分野紹介(概要)
産業衛生学は、働く人々の健康を守り、心身ともに健やかに働き続けられる職場づくりを目指す学問です。職場環境や労働条件、生活習慣、心理社会的要因など、労働者の健康に影響を及ぼすさまざまな要因を捉え、疾病の予防と健康の保持・増進に取り組んでいます。
当分野では、特に肥満、糖尿病などの慢性疾患を含む働く世代の健康課題に着目し、その実態や発症・重症化に関わる要因を明らかにするとともに、研究成果を実際の職場に還元することを目指して、産業保健の実践と研究を進めています。また、疾病や健康状態に対する偏見や誤解が、労働者の健康や就労、医療へのアクセスに影響を及ぼす可能性にも着目し、健康や疾病に関するスティグマの軽減に向けた研究・啓発活動にも取り組んでいます。さらに、労働者一人ひとりが健康上の課題を抱えながらも安心して働き続けられる社会の実現に向け、労働者の声を社会や職場に届け、より良い環境や支援につなげるアドボカシー活動にも取り組んでいます。
産業医活動を通じて労働者の健康状態や職場の課題を把握し、必要に応じて医療機関との連携や治療と仕事の両立支援を行うことも重要な役割です。教育・研究、産業保健の実践、そしてスティグマの軽減やアドボカシー活動を通じて、働く人々の健康と尊厳を支え、誰もが安心して働き続けられる、より安全で健康的な職場環境の実現に貢献していきます。
スタッフ紹介(令和8年9月1日 現在)
| 構成員名 | 役職 | 所属 |
|---|---|---|
| 酒井 麻有 Sakai, Mayu | 助教 |
大学院医学系研究科 産業衛生学学分野 |
研究キーワード
産業保健、労働者の健康、糖尿病、肥満症、治療と仕事の両立支援、健康経営、アドボカシー、心理社会的要因、職場環境
お問い合わせ
gifu_oh@t.gifu-u.ac.jp
