岐阜大学教職員一行が南フロリダ大学(USF)に訪問しました
医学科 2025/09/30
南フロリダ大学(米国)と岐阜大学は、2016(平成28年)年に南フロリダ大学医学部と本学医学部及び保健管理センターとの間で部局間交流協定を締結後、2020(令和2)年に大学間交流協定を締結しています。この度、岐阜大学から牛越博昭 医学部長、山本眞由美 教授(保健管理センター)、深尾琢 教授(保健管理センター)、山本容正 特任教授(大学院連合創薬医療情報研究科)含む総勢6名が8月13~15日にかけて南フロリダ大学(USF)を訪問し、USFの医療教育・研究施設の見学や、教員・研究者との意見交換を行いました。
訪問初日には、タンパ総合病院の救急科やケアコーディネーションセンターを見学し、AIを活用した患者管理システムの紹介など、先進的な医療の現場に触れることができました。午後には、医療教育シミュレーションセンターCAMLSを訪問し、実践的な教育プログラムの様子を視察しました。その後、タンパ総合病院にてダヴィンチ手術支援ロボットによる手術や内視鏡センターも見学しました。
![]() |
![]() |
![]() |
2日目は、Byrdアルツハイマー研究所にて、患者ケアと最先端研究が融合した施設を見学し、自動観察システムなど、施設の充実度と研究環境の高さを実感しました。午後には、公衆衛生学部の先生方との意見交換や、HIV研究の第一人者Gallo教授が率いるResearch Parkを訪問し、感染症研究の最前線に触れる貴重な機会となりました。
![]() |
![]() |
![]() |
最終日には、看護学部やがんセンター、心臓病研究施設などを訪問し、教育カリキュラムや臨床実習の構成について活発な意見交換が行われました。また、南フロリダ大学Lynette Menezes先生(Associate Vice President International, USF Health)に対して岐阜大学医学部医学科客員臨床系医学教授の称号が授与されました。
![]() |
![]() |
![]() |
今回の訪問では、USFとの教育・研究・人材交流のさらなる発展に向けた信頼関係をさらに深めることができ、これからの国際連携の可能性を広げる貴重な機会となりました。今後も、岐阜大学医学部では学生・教員の相互交流や共同研究から国際的な視野を持った医学教育の推進に努めてまいります。
【関連リンク】
USF Health:https://health.usf.edu/
Tampa General Hospital:https://www.tgh.org/