献体
岐阜大学に献体をするには
献体とは、医師・歯科医師の養成と医学・歯学の発展と進歩のために、死後自分の身体を無条件・無報酬で提供することをいいます。
岐阜大学の献体制度
献体の提供先について
医学・歯学の大学にご遺体を提供しますので、岐阜大学では岐阜大学医学部でご遺体をお預かりすることとなります。
献体されたお身体の使用目的
医学部医学科の学生のための解剖実習
医学部医学科の学生が人体の構造を学習するための、もっとも重要な実習として解剖実習を行います。
解剖見学実習の実施
医師以外の医療職を目指す学生のための見学実習を実施しております。
解剖学研究および学会発表等
医学研究者が肉眼もしくは顕微鏡等を用いて、臓器・組織・細胞の構造と機能についての研究を行い、研究成果を学会誌、または学術集会等において発表させていただくことがあります。
この発表において個人が特定されることはありません。
医師・歯科医師の手術手技研修(カダバー・サージカル・トレーニング(CST))
岐阜大学では安全な医療技術の習得、高度な手術手技の習得、新たな手術手技の開発など、高度化する医療に対応するためにご遺体を用いた研修を医師が行っております。
献体の現状
昭和58年(1983年)5月に成立した『医学および歯学教育のための献体に関する法律(献体法)』が同年11月に施行されて以来、医学教育のために自らの体を無償で提供しようとされる方の存在が一層広く世に知られるようになりました。
平成に入ってから献体の認知度がアップするにつれて、全国的には献体の登録者数は増加しています。献体登録者数は地域差、大学差が大きく、個々の大学(医学科)の学生数と解剖学教育カリキュラムに適合した適切な献体登録者数が望まれます。現在(2024年)、岐阜大学医学科に1年間に献体されるご遺体は約30体です。2022年から医師・歯科医師による手術手技研修(カダバー・サージカル・トレーニング)が始動し、岐阜大学医学部附属病院や関連病院の医師が新たな術式に取り組んでおります。それに伴って必要な解剖体数も増加しますので、今後もこれまで以上のご献体数が必要になります。
最後に
解剖学実習の目的が医学の基礎たる解剖学を研鑽することにあるのは勿論ですが、解剖学実習を通じて『良い医師が育って欲しい』との希望と期待の一心で献体された方々のお陰で自分たちが勉強できることを認識し、社会における医学生としての責任を知り、医学生としての自覚が芽生えることは、解剖学実習の何よりも大切な意義であると信じております。
岐阜大学に献体をするには
献体するには事前登録が必要です。希望者ご本人が献体を強く望んでいたとしても、登録がない限り受け入れることはできません。お元気であるうちに希望者本人から登録を申し出てください。
岐阜大学の献体登録条件
- 献体登録は希望者本人の意思で決めた
- 指定地域内に住んでいる
- 岐阜県全域
- 愛知県全域
- 三重県一部地域(いなべ市 桑名市 東員町 木曽岬町 朝日町 川越町 四日市市)
- 滋賀県一部地域(米原市 多賀町)
- 臓器・角膜 提供後は献体できないことを理解している
- 献体不可となる 感染症に罹っていない
- 新型コロナウイルス・B型肝炎・C型肝炎・梅毒・結核・HIVなど
- 家族・後見人に献体についての相談をしている
- 家族・後見人の中に献体を反対する者はいない
- 家族・後見人等に同意書へサインをいただける
- ご遺骨の受取人がいる
- ご遺骨の受取期間について家族・後見人は承知している
以上の条件を満たされた方が献体登録可能となります。条件の詳細については献体のパンフレットをご確認ください。
献体とは、医師・歯科医師の養成と医学・歯学の発展と進歩のために、死後自分の身体を無条件・無報酬で提供することをいいます。
岐阜大学の献体制度
献体の提供先について
医学・歯学の大学にご遺体を提供しますので、岐阜大学では岐阜大学医学部でご遺体をお預かりすることとなります。
献体されたお身体の使用目的
医学部医学科の学生のための解剖実習
医学部医学科の学生が人体の構造を学習するための、もっとも重要な実習として解剖実習を行います。
解剖見学実習の実施
医師以外の医療職を目指す学生のための見学実習を実施しております。
解剖学研究および学会発表等
医学研究者が肉眼もしくは顕微鏡等を用いて、臓器・組織・細胞の構造と機能についての研究を行い、研究成果を学会誌、または学術集会等において発表させていただくことがあります。
この発表において個人が特定されることはありません。
医師・歯科医師の手術手技研修(カダバー・サージカル・トレーニング(CST))
岐阜大学では安全な医療技術の習得、高度な手術手技の習得、新たな手術手技の開発など、高度化する医療に対応するためにご遺体を用いた研修を医師が行っております。
献体の現状
昭和58年(1983年)5月に成立した『医学および歯学教育のための献体に関する法律(献体法)』が同年11月に施行されて以来、医学教育のために自らの体を無償で提供しようとされる方の存在が一層広く世に知られるようになりました。
平成に入ってから献体の認知度がアップするにつれて、全国的には献体の登録者数は増加しています。献体登録者数は地域差、大学差が大きく、個々の大学(医学科)の学生数と解剖学教育カリキュラムに適合した適切な献体登録者数が望まれます。現在(2024年)、岐阜大学医学科に1年間に献体されるご遺体は約30体です。2022年から医師・歯科医師による手術手技研修(カダバー・サージカル・トレーニング)が始動し、岐阜大学医学部附属病院や関連病院の医師が新たな術式に取り組んでおります。それに伴って必要な解剖体数も増加しますので、今後もこれまで以上のご献体数が必要になります。
最後に
解剖学実習の目的が医学の基礎たる解剖学を研鑽することにあるのは勿論ですが、解剖学実習を通じて『良い医師が育って欲しい』との希望と期待の一心で献体された方々のお陰で自分たちが勉強できることを認識し、社会における医学生としての責任を知り、医学生としての自覚が芽生えることは、解剖学実習の何よりも大切な意義であると信じております。
岐阜大学に献体をするには
献体するには事前登録が必要です。希望者ご本人が献体を強く望んでいたとしても、登録がない限り受け入れることはできません。お元気であるうちに希望者本人から登録を申し出てください。
岐阜大学の献体登録条件
- 献体登録は希望者本人の意思で決めた
- 指定地域内に住んでいる
- 岐阜県全域
- 愛知県全域
- 三重県一部地域(いなべ市 桑名市 東員町 木曽岬町 朝日町 川越町 四日市市)
- 滋賀県一部地域(米原市 多賀町)
- 臓器・角膜 提供後は献体できないことを理解している
- 献体不可となる 感染症に罹っていない
- 新型コロナウイルス・B型肝炎・C型肝炎・梅毒・結核・HIVなど
- 家族・後見人に献体についての相談をしている
- 家族・後見人の中に献体を反対する者はいない
- 家族・後見人等に同意書へサインをいただける
- ご遺骨の受取人がいる
- ご遺骨の受取期間について家族・後見人は承知している
以上の条件を満たされた方が献体登録可能となります。条件の詳細については献体のパンフレットをご確認ください。