インタビュー

Interview

在学生の声

Aさん

入学のきっかけ

私は地域枠で岐阜大学の医学部に入学しました。きっかけは高校生の頃に毎年郡上で行われているへき地医療研修会に参加し岐阜県が抱える医師不足、医師の偏在の問題を知ったことです。

学生生活

入学したばかりの頃は優秀な同級生ばかりで勉強についていけるのか不安でしたが、入学してから医学を学ぶスタートはみな同じだと気が付きました。いまは一緒に勉強する仲間がいることが心強いです。医学部は部活動に所属している人が多いです。先輩後輩との縦のつながりができることが良いことだと思います。部活に打ち込み、休みの日には遊んで、卒業後にもいきる人間関係を築くことができます。頂いている修学資金は主に医学書などの教材購入に使用しています。他にもバイトよりも学業を優先することができたり、少し時給が低くても医師として将来にいかせるようなバイトを選ぶ余裕ができたりと、充実した学生生活を送ることができています。

最後に

地域枠で入学すると義務年限があり必ず岐阜で働かなければならないということに不安がありましたが、産休育休の制度や、国内留学として県外の病院に学びに行くことができる制度など、人生プランに合わせて使用できる制度があり安心しました。将来は岐阜県で地域医療に従事することで生まれ育った岐阜県に貢献したいと思っています。

Bさん

学生生活を振り返ってみるとたくさんの出会い、学び、経験がありました。大学生だからこそ、失敗を恐れずやってみようと、私はアメリカへの短期留学や、部活動、旅行、アルバイトなど、様々なことに挑戦しました。特に良かったと思うことは、様々なジャンルのアルバイトを経験できたことです。奨学金がなかったら家庭教師や塾講師など、時給が良いところだけ選んでいたと思いますが、奨学金のおかげで時給を気にせず、喫茶店やスーパーで働いたり、ボランティア活動に積極的に参加したりできました。医学部の中だけでは関われなかった人たちとの出会いやたくさんの経験をしました。
大学のカリキュラムでは2年生で大きな試験が4つあり、4年生でOSCE(オスキー)やCBTという臨床実習に入る前の重要な試験があります。試験に向けての勉強は大変ですが、部活動の先輩から試験に関する情報を得たり、友人と一緒に助け合ったりして無事合格できています。忙しいイメージがある医学部ですが、勉強が難しい分メリハリを大切にしていて、年に何度かある長期休みでは自分の趣味や部活動を楽しむ人が多いです。
卒業が近づき、岐阜県内の病院へ見学に行き情報を得る中で、県内でも医師として十分に成長できる研修、教育体制は整っていると感じています。卒業後は、心も体も健康で楽しく働くことが目標です。

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