解剖学分野 Department of Anatomyにようこそ!

解剖学Anatomyは医学最古の学問で、最初はいわゆる“解剖dissection”という手作業によって、人体の内部を直接目で見ることから始まりました。現代の解剖学では、顕微鏡をはじめとする最新の医療機器・研究機器を縦横無尽に使って、目には見えないもの(細胞、オルガネラ、遺伝子、分子など)までも見てしまい、さらにそのはたらきまで知ることができるようになりました。解剖学は、“かたちを見てはたらきをひも解く古くて新しい学問”です。

私たちの研究室で行っている主な研究と教育を、上の3枚の写真で示しました。

[写真左]
遺伝子改変マウスを用いたシグナル伝達系の研究
岐阜新聞で紹介されました。
[写真中]
IF-ICを用いたAPCの細胞内局在の研究
[写真右(丹下年男画)]
肝臓の前面(上)と上面(下)を示す掛図
連絡先:
〒501-1194 岐阜市柳戸1番1
岐阜大学大学院 医学系研究科 生命原理学講座 解剖学分野
千田 隆夫(せんだたかお) 教授
TEL (058)230-6294 / FAX (058)230-6298
E-mail: tsenda@gifu-u.ac.jp

NEWS

・令和3年 3月 27日 岐阜シンポジウム「人体解剖掛図の世界」が開催されました。

・令和3年 3月 25日 オントルマさんが学位を取得しました。

・令和3年 2月 8日 千田隆夫教授が日本臨床分子形態学会理事長に就任しました。

・令和2年 10月 15日 千田隆夫教授、小村一也講師著「医療系学生のための解剖見学実習ノート」がアドスリーより出版

・令和2年 9月 25日 李晨光君が学位を取得しました。

・令和2年 3月 25日 小川名美助教が日本解剖学会より令和元年度日本解剖学会奨励賞を授与されました。

・令和元年 10月 30日 小川名美助教の筆頭論文「Colorectal cancer cell-derived microvesicles containing
            microRNA-1246 promote angiogenesis by activating Smad 1/5/8 signaling elicited by
            PML down-regulation in endothelial cells」が岐阜大学大学院医学系研究科 令和元年度藤原賞
            (最高CI論文賞)を受賞しました。

・平成30年 9月 8日  千田隆夫教授が日本臨床分子形態学会より平成30年度安澄記念賞を授与されました。

・平成29年 3月30日 小川名美助教が岐阜医学研究協議会より平成29年度岐阜医学奨励賞を授与されました。
            受賞タイトルは「大腸がんが分泌するエクソソームによる血管新生誘導メカニズム」です。

・平成29年 3月25日 千田隆夫教授、小村一也講師著“プラクティカル解剖実習 四肢 体幹 頭頸部”が丸善出版より出版
            平成29年4月より、岐阜大学医学部の解剖学実習の手引書は本書になります。

・平成29年 9月15-16日 第49回日本臨床分子形態学会総会・学術集会を当分野が主催しました。
               日本臨床分子形態学会HP