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第2回 虐待防止セミナーを実施しました

 虐待に関する救急医学講座では、11月3日、「第2回 虐待防止セミナー」を開催しました。

 セミナーでは、救急・災害医学分野 小倉真治 教授の挨拶、来賓の 柴橋正直 岐阜市長 のご挨拶に続き、同講座の活動報告として、第50回 日本救急医学会総会・学術集会(2022年10月19日~21日)にて発表を行った「当救命救急センターにおける熱傷症例の検討と虐待を疑う症例に対する対応」について報告がありました。

 シンポジウムでは、岐阜市地域包括支援センター南部 入学佳宏 管理者に「高齢者虐待における虐待者と被虐待者の関係性と医療者の介入」を、次いで、岐阜市役所高齢福祉課 淺井千都代 高齢福祉課長に「高齢者虐待の現状について」を、続いて、医学部附属病院 医療支援課 多田真 主任に「当院の高齢者虐待対応について」をテーマにそれぞれ発表がなされました。

 また、その後の討論では、「介入を拒否されている方に対してどのように対応したらよいか。」、「結局は人と人との関係であり、信頼関係をゆっくりと築いていくことで対応していく他ないのではないか。」など、活発な議論がなされ、有意義な内容となりました。

 基調講演では、正翔会クリニック江南 長尾強志 院長 に「見える虐待と見えない虐待~潜在的なケースを通して~」についてご講演いただき、最後に岐阜市民病院 冨田栄一 事業管理者のご挨拶をもってセミナーを終了しました。

パンフレット


                 柴橋正直 岐阜市長 ご挨拶
岐阜市地域包括支援センター南部  入学佳宏 管理者 の講演
岐阜市役所高齢福祉課 淺井千都代  高齢福祉課長 の講演
医学部附属病院 医療支援課 多田真  主任 の講演
正翔会クリニック江南 長尾強志 院長 の講演
岐阜市民病院 冨田栄一 事業管理者  ご挨拶

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