お知らせ

医学系研究科長からのお知らせ

新型コロナウイルス感染症に関する医学研究科からのお知らせ

岐阜大学医学研究科 大学院生の皆様へ

2020年4月8日 医学系研究科長
中島 茂

新型コロナウイルス感染症の拡大により、4 月6日(月)~4 月19日(金)までの間、医学部本館および教育福利棟を全館閉鎖したことに伴い、大学院生においては、期間中は原則、自宅待機としますので、以下1.~3. の一般的注意事項に留意するようにしてください。ただし、4 月6 日付、大学管理運営業務復旧対策本部から出された、「研究活動等の留意事項について」に準じて、研究者でもある大学院生は4.5. にも留意して行動して下さい。また、6. に示した様に、岐阜大学医学研究科において既に稼働中の研究者メーリングリストに大学院生のアドレスを登録しますので、研究活動などの相談窓口として利用してください。

1. 体調管理について
  • 自宅待機中も1日1回、体温を測定してください。
  • こまめに手洗いをするよう心がけてください。 ・37.5度以上の発熱が4日以上続く場合や、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合には保健管理センターに連絡してください。
  • 保健管理センターの連絡先は以下のとおりです。
    電話番号:058-293-2174
    メールアドレス:hokencen@gifu-u.ac.jp(夜間や週末も随時対応)
  • 基礎疾患があるなど健康上の問題がある場合には学務に連絡し相談してください。
2. 外出について ・不要不急の外出および帰省等、現在の居住地を離れることは控えてください。
  • やむを得ず外出する場合は、密閉・密集・密接を避けてください。
  • 厚生労働省のポスターを目立つところに貼っておきましょう。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#kokumin

3. 海外渡航について
  • 現在、外務省によって全世界を対象に、不要不急の渡航を控えるよう通知がなされており、また中国・韓国・米国・欧州各国など、渡航中止の勧告が出ている国もあります。
  • 詳細は外務省海外安全ホームページ(新型コロナウイルス)をご覧ください。

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

4. 研究活動等の留意事項について(大学管理運営業務復旧対策本部より)
  • 最低限必要な研究以外については,実施の延期や中止も含めて対処する。
  • 大学で対応が必要な業務以外は,できる限り自宅で対応する。
  • 研究室での業務,研究が必要な大学院生については,毎日,体温測定,風邪症状の有無を確認し,異常がある場合には保健管理センターに相談して下さい。
  • やむを得ず大学で業務を行う場合は,密閉・密集・密接の「3つの密」を避ける。
  • 面談する場合には,必ずマスク(代用品も含む)を着用する。 ・研究室内等で食事をする場合は,2人以上を避ける。
5. 動物実験施設の利用について(問い合わせ先 内線 6609、6610)
  • 4/6(月)以降に関して、すでに当施設を利用して実験を実施している方は、引き続き利用ができるようにする見込みです。施設の入退館・利用に関しては、細心の注意を払った上で実施して下さい。
  • 期間中、新規の動物実験を始めようと考えている利用者の方は、延期するようにしてください。
  • 現在、飼育されている動物で、実験が終了している動物に関しては、淘汰するようにしてください。
  • 期間中、動物実験施設の事務室の対応時間は原則10時から15時までに短縮いたします。
  • P2A感染実験室、P3A感染実験室の新規実験の利用受付は、GW明けの5/6(水)まで中止します。
  • 新規の受託の申込み受付は、GW明けの5/6(水)まで中止します。
6. 相談窓口(責任者 学務委員長 腫瘍病理 原 明 ahara@gifu-u.ac.jp)

新型コロナで研究活動が中断され、不安に思っている大学院生の皆さんの研究、環境、論文作成等の相談に応じるため、大学院生全員のメールアドレスを岐阜大学医学研究科において既に稼働中の研究者メーリングリスト、medshare 通称「GIFT」に登録します。分野を超えた大学院生同士の研究に関する情報交換、あるいはGIFT に登録している多くの医学研究科の研究者に助言を求めることができます。大学院生を交えた岐阜大学医学研究科研究者が一丸となって、難局を乗り越えていけたらと願っています。

メール送信先: medshare@ml.gifu-u.ac.jp
(4月中旬に登録予定。登録時にメール送信します。)

7. 最後に

今般の新型コロナウイルスの流行(パンデミック)によって、大学院生の皆さんも大きな影響を受けることになりますが、医学に携わる大学院生であることを自覚し、爆発的な感染拡大(オーバーシュート)を防ぐためにも、一人一人が意識して行動するようにしてください。特にこの新型コロナウイルス感染症は、若年者では自覚症状が乏しいことが多いため、無意識のうちに感染を拡大させてしまう可能性があることに留意してください。皆さんの良識ある行動に期待しています。

連絡先

岐阜大学医学科学務係

電話番号:058-230-6077
メールアドレス:gjme00032@jim.gifu-u.ac.jp



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