2014年11月22日に医学部記念会館で行われた医学部ホームカミングデイと医学部・同附属病院移転10 周年記念式典についてご報告いたします。
ホームカミングデイは同窓会員の親睦を深める目的で、現在多くの大学で行われているものですが、全国的には大学祭などにあわせて各学部同窓会が主催することが多いようです。本学で同窓会が主催するこのようなホームカミングデイは初めてです。
今回は50 名ほどのOBOG が集まり、松永隆信元医学部長(4期)に移転にまつわる苦労話やエピソードなどをお話していただきました。次いで、小倉真治病院長(32期)の司会で、岩間 亨前病院長(30期)と森脇元病院長(23期)に当時の病院の様子を語ってもらい、北島康雄元病院長(15期)は海外出張中だったのでビデオレターでの参加となりました。北島先生はちょうど移転時に院長をされており、当時の大変さがよくわかり有意義な会でした。
その後、地域医療医学センター長の村上啓雄教授(30期)から、岐阜県の医師不足対策について説明がありました。そして高山赤十字病院にて臨床研修中の地域枠1 期生3 名(熊谷信利先生、西脇崇裕貴先生、森 千沙先生)から現在の研修内容や感想を述べてもらい、フロアーの現役の学生からの質問もありました。
また、岐阜県の久保田芳則健康福祉部次長からは彼らへの熱い期待が述べられました。その後、杉戸真太理事から岐阜大学基金への協力依頼があり、そして最後は同窓会長の青木守先生(6 期)のご挨拶で閉会となりました。
引き続いて行われた移転10周年記念式典は、ホームカミングデイの出席者に加え、岐阜大学病院関連病院長会議の出席者が合流して100名ほどになりました。
祝賀会では森脇学長を始め、川出靖彦県医師会副会長(16期)、馬渕愃之岐阜市医師会長(11期)、石原佳洋県健康福祉部長からご祝辞を頂きました。
特別講演には東京大学大学院医学研究科病理学教授で日本病理学会理事長の深山正久先生に「医療の相互検証力が試されるとき」と題して講演していただきました。深山教授は当医学部法医学の武内康雄教授(25期)と中学の同窓生で、その誼でこのたびの講演を快く引き受けていただきました。
そして小倉病院長の謝辞と原 明副研究科長(33期)の閉式の辞で幕となりました。ご出席いただきました皆様には心からお礼申し上げます。
記念式典終了後、場所をファインに移して親睦会があり、湊口信也副研究科長(25期)による開会の挨拶および森秀樹前学長(15期)の乾杯で始まりました。途中で間宮礼子元看護部長そして佐治重豊元病院長(11期)からご挨拶があり、飯田宏樹副病院長(28期)による閉会の挨拶まで大いに笑いそして語り合いました。今後このホームカミングデイを続けるかどうかは未定ですが、今回のアンケート結果などを参考にして決めたいと思います。
 式辞 (医学部長 清島 満先生) |
 学長挨拶 (岐阜大学学長 森脇久隆先生) |
 謝辞 (医学部附属病院長 小倉真治先生) |
 特別記念講演 (日本病理学会理事長 深山正久先生) |
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 閉式の辞 (医学部副学部長 原 明先生) |
 OB代表スピーチ (元医学部長 松永隆信先生) |
 地域医療医学センター長 村上啓雄先生 |
 医学部同窓会長 青木 守先生 |
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 祝辞 (県医師会副会長 川出靖彦先生) |
 祝辞 (岐阜市医師会長 馬渕愃之先生) |
 祝辞 (県健康福祉部長 石原佳洋先生) |
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懇親会で歓談する参加者 |
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