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日本人のライフスタイル、特に食生活の欧米化に伴い生活習慣病が急増しています。
古来、奈良時代から肉類は制限され、日本人はタンパク源として魚類、大豆類を多くとってきました。
ところが、戦後の高度成長からは動物性脂肪を摂り過ぎるようになりました。
車の普及による運動不足や社会ストレスも問題です。糖尿病について初めて記載された書物は、「パピルス・エベルス」(紀元前1,550年)であると言われています。
まさに、古くて新しい病気と言えます。平成14年の健康調査によると、我が国の糖尿病と予備軍の数はそれぞれ740万人と880万人と激増しました。
成人6人に1人が病気を持っていることになります。
糖尿病は、インスリンの働き不足に依る慢性高血糖のために様々な合併症を生じます。
血管病は特に重篤であり、高齢者の生活を阻害します。
長期にわたる高血糖は特有の細小血管障害を生じやすく(網膜症、腎症、神経症)、また動脈硬化などの中大動脈の障害も深刻です(心筋梗塞、脳梗塞)。
糖尿病はまだまだ増え続けていますので、その対策は急がなければなりません。
欧米人の糖尿病は肥満型インスリン抵抗性を特徴とするのに対し、日本人では膵β細胞のインスリン分泌不全が主な病態です。
従って、糖尿病になりやすい日本人の「遺伝素因(体質)」が予め分かっていれば、日々の食生活を程よく管理して発症を予防できると同時に、体質に合わせた新しい薬の開発も可能になります(テイラーメイド医療)。
このように、私たちは糖尿病研究を中心に展開し、その成果を踏まえた先端医療を実践することにより、生活習慣病のフロンティアを精力的に開拓しています。

 

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