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ご挨拶


岐阜大学医学部脳神経外科

岐阜大学医学部脳神経外科
教授 出雲 剛


『岐阜から世界へ!!』 ~ 岐阜県の地域医療を支える脳神経外科医、そして世界で活躍できる人財を、情熱をもって育成します。

診療への抱負
世界最高水準の脳神経外科医療を提供することで、岐阜県における最後の砦としての役割を果たします。 最新の科学的エビデンスに基づいた診断・治療のみにとどまらず、個々の患者さんに寄り添った全人的医療を提供します。 関連施設の先生とともに、『調和』を基調とした地域医療の発展に貢献します。

教育への抱負
卒前教育では、基本的な脳神経外科疾患の生理・病態・治療の理解から、さらには課題発見と自己解決能力の向上に資する、魅力 ある参加型プログラムを展開します。 卒後教育では、脳神経外科学の深化とともに、社会に貢献できる脳神経外科の『次世代の匠』たち、そしてリサーチマインドにあふれるグローバル人財を育成します。 国際教育では、国内外のエキスパートとの連携による、世界各地における教育講演とライブ手術を展開することで、脳神経外科医療の向上に貢献できる若き医師の育成に尽力します。

研究への抱負
悪性脳腫瘍や脳血管障害を中心とした、脳神経外科疾患の病態解明・診断・治療に貢献できる基礎・臨床研究を最重要テーマとして取り組みます。 国内・国際共同研究を推進することで、世界で活躍できる人財を育成します。 リサーチによる真理の探究、その困難な道程と表裏一体である『わくわく感』を、ぜひとも味わってもらいたいと思います。


岐阜大学医学部脳神経外科
教授 出雲 剛

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岐阜大学医学部脳神経外科の歴史と概要

 岐阜大学医学部脳神経外科教室の創設は昭和55年と比較的最近ですが、岐阜大学における脳神経外科診療の歴史は古く、昭和31年岐阜大学第2外科初代竹友隆雄教授の就任に遡ります。その後第2外科教室の臨床・研究の柱の1つとして脳神経外科が引き継がれ、第二代坂田一記教授時代の昭和55年、当時第2外科講師であった山田 弘先生が第2外科から独立する形で脳神経外科教室初代教授に就任し、以後平成8年からは第二代坂井 昇教授、平成16年からは第三代岩間 亨教授、そして令和6年からは第四代出雲 剛教授と引き継がれ現在に至っています。

 そのような歴史もあって、岐阜大学脳神経外科は同門会員数120名を数え、中部8県下12大学医学部(医科大学)脳神経外科教室の中では、名古屋大学、金沢大学に次いで3番目に大きな教室です。当教室からは歴代の3教授以外に、朝日大学歯学部附属病院脳神経外科に安藤 隆教授(平成10年)と郭 泰彦教授(平成17年)、岐阜大学大学院医学系研究科腫瘍病理学分野に原 明教授(平成20年)、同大学院医学系研究科脳病態解析学分野(連携分野)に篠田 淳教授(平成20年)、そして平成25年には兵庫医科大学脳神経外科に吉村紳一教授と計5人の教授を輩出しています。

 現在、岐阜県、愛知県を中心に24の関連病院と2カ所の医師派遣施設を有しています。また、同門の14名が開業、6名がリハビリテーション分野、2名が保健医療行政に携わるなど、広く地域医療に貢献しています。
(令和6年1月現在)

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入局案内

岐阜大学脳神経外科 後期卒後研修医募集

 岐阜大学脳神経外科では後期卒後研修医を広く募集しています。
脳神経外科は脳や脊髄などの中枢神経や末梢神経疾患の診断と治療、研究をおこなう時代の最先端を担う分野です。救急疾患も多く、「人」としての本質に直結した「脳」にメスを入れるという大変責任の重い仕事ですが、それだけにやりがいの大きい仕事です。私たちは、若く、情熱にあふれた人材を求めています。脳神経外科、神経科学に興味のある方は是非私たちと一緒に脳神経外科の道を歩みましょう。
問い合わせや見学、実習など随時受け付けています。
下記の電話、Fax、e-mailいずれかで御連絡下さい。

住所 〒501-1194
岐阜市柳戸1-1 岐阜大学医学部脳神経外科
担当 出雲(教授)、中山(医局長)、大江(医師育成推進センター)のいずれかまで
電話 058-230-6271(医局直通)
Fax 058-230-6272(医局直通)
e-mail neuro_s@t.gifu-u.ac.jp(医局専用アドレス)

先輩研修医からのメッセージ

メッセージ
大村 一史(平成26年卒、平成28年入局)

 私は卒後3年目の1年間を大学病院でお世話になりました。大学病院では脳腫瘍や血管障害など、初めて経験する症例が多く、検査や手術など自分にとっては毎日が刺激的で大変勉強になりました。上級医の先生方はわからないことをいつでも教えて下さいましたし、自分でできなくて困った時も手際よく援助して下さいました。今は愛知県豊橋市の病院に勤務していますが、脳出血やクリッピングなどの手術を術者として経験させて頂く機会が増えてきて、益々、先輩たちの凄さやうまさを実感しているとともに、自分に不足している点なども分かるようになってきました。初めての勤務地で 、医師や患者さんを含め色々な人と出会うことで、これまで天気予報でしか知らなかった場所が自分の人生において大切な場所になる予感がして、充実した毎日を過ごさせて頂いています。

熊谷 信利(平成26年卒、平成28年入局)


 高山赤十字病院で初期研修医として2年間の研修を終えて、3年目より岐阜大学医学部附属病院脳神経外科にて後期研修を開始しました。初期研修の2年間と、3年目以降の大きな違いは、脳神経外科の医師として、専門的な疾患を持った患者の治療に、主治医として関わっていく点です。また、他の診療科からは脳神経外科としての意見を求められます。
 大学病院は、稀な疾患や背景疾患が多彩な患者が多く、また多くの予定手術がある中で緊急疾患の対応が必要となる環境です。それぞれ専門性の高いチームに分かれ、上級医とともに検査、治療をすすめ、毎日のカンファレンスでも教授を始め他のチームの上級医からも多くの助言を頂きながら診療をすすめることができ、多くの経験を積むことができました。大学病院での研修を終え、各市中病院での診療をすすめていく上で、大学病院で幅広い症例を経験しておくことは非常に重要であったと思います。

熊谷 昌紀(平成26年卒、平成28年入局)


 私は、岐阜市民病院で2年間の初期臨床研修を終えた後、岐阜大学医学部脳神経外科に入局し、3年目の10月~4年目の10月までの1年間を岐阜大学で後期研修医として勉強させていただきました。出身大学が島根大学ということもあり、大学での研修にやや不安がありましたが、岩間教授をはじめ上級医の先生方から手厚いご指導をいただき、大変勉強になりました。また、岐阜大学は4チームに分かれており、腫瘍や血管障害はもちろんのこと、機能、小児、内視鏡といった分野もしっかり学ぶことができました。
 毎朝のカンファレンスでは受け持ちの患者さんのプレゼンを行うことで、今後の検査方針や治療方針を医局員で情報共有しながら決定していくことができます。我々後期研修医にとっては、カンファレンスをすることで、勉強しなければならない部分をピックアップすることができ、専門医に向けて大変実のある研修になったと考えています。

西脇 崇裕貴(平成26年卒、平成28年入局)


 岐阜大学医学部を卒業後、高山赤十字病院で初期研修を終え、現在岐阜大学医学部附属病院で脳神経外科の後期研修医として働いています。私自身の日々の生活を紹介する形で、当科および当医局の魅力をお伝えできたらと思います。
 岐阜大学医学部附属病院脳神経外科の1日は、毎朝8:00の症例カンファレンスから始まります。前日に入院した症例や手術症例、治療方針について悩んでいる症例などについて、脳外科医師全員で検討を行っています。自身が担当している患者さんについては、治療方針について一緒に検討してもらえる場になるだけでなく、症例呈示の仕方を鍛錬する場ともなっています。また自分が担当している患者さん以外のプレゼンを聞くことで、多岐にわたる脳外科疾患の勉強になっています。その後、病棟管理や手術、血管内治療等を行います。
 後期研修医という未熟な立場なので、実際の治療の際には見学という立場にとどまることもありますが、上級医の先生方は教育熱心な方ばかりであり、その熟達した技術を十分に学ぶことができます。また、救急症例の初期対応を行うのも若手医師の仕事であるため、日常の業務が目まぐるしく変化することもあり、1日が終わった時には、ぐったりということも少なくありません。しかしながら、重症患者さんが改善していくその過程に携わることができるのは、何物にも代えられない達成感や充実感があり、脳神経外科医としての魅力であると感じます。
 長くなりましたが、当医局への入局を考えてくださっている学生さんや初期研修医の方々の背中を少しでも押すことができれば幸いです。皆さんと一緒に働く日が来ることを楽しみにしています。


症例検討会
毎朝、8時から症例検討会を行っています

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プログラムの特徴や固有の教育方針・実績など

 岐阜大学医学部プログラムでは、脳神経外科臨床をバランスよく経験して診断法や患者管理法、手術や血管内治療を修学するとともに、学会発表や論文執筆によって科学的な判断能力を培い、将来、脳神経外科施設の施設長や医育機関のメンバーとして活躍できる人材を育成します。本プログラムの特徴の一つとして、脳血管障害の分野では手術と血管内手術、脳腫瘍の分野では手術と放射線治療、化学療法を平行して研修し、偏りのない知識、技術の習得を目指しています。

 過去20年間に49名が専門医試験を受験し、初回受験で42名(86%)が合格し、2回目、3回目での合格者がそれぞれ4名、3名で最終合格者は49名(100%)という成績です。基幹・連携施設全体でのカンファレンスの他、脳腫瘍、脳血管障害、てんかんをテーマとした研究会やプログラムの枠を超えて岐阜県内全ての脳神経外科医が参加するカンファレンスを行っており、多くの学習機会を提供しています。

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習得すべき知識・技能・学術活動

  1. 国民病とも言える脳卒中や頭部外傷などの救急疾患、また、脳腫瘍に加え、てんかんやパーキンソン病、三叉神経痛や顔面けいれん、小児奇形、脊髄、脊椎、末梢神経などの病気の予防から診断治療に至る、総合的かつ専門的知識を研修カリキュラムに基づいて習得します。
  2. 上記の幅広い疾患に対して、的確な検査を行い、正確な診断を得て、手術を含めた適切な治療を自ら行うとともに、必要に応じ他の専門医への転送の判断も的確に行える能力を研修カリキュラムに基づいて養います。
  3. 経験すべき疾患・病態および要求レベルは研修マニュアルで規定されています。管理経験症例数、手術症例数については最低経験数が規定されています。
  4. 脳神経外科の幅広い領域について、日々の症例、カンファレンスなどで学ぶ以外に、文献からの自己学習、生涯教育講習の受講、定期的な研究会、学会への参加などを通じて、常に最新の知識を吸収するとともに、基礎的研究や臨床研究に積極的に関与し、さらに自らも積極的に学会発表、論文発表を行い脳神経外科学の発展に寄与しなければなりません。専門医研修期間中に筆頭演者としての学会(全国規模学会)発表2回以上、筆頭著者として査読付論文採択受理1編以上(和文英文を問わない)が必要です。
  5. 脳神経外科専門領域の知識、技能に限らず、医師としての基本的診療能力を研修カリキュラムに基づいて獲得する必要があります。院内・院外で開催される講習会などの受講により常に医療安全、院内感染対策、医療倫理、保険診療に関する最新の知識を習得し、日常診療において医療倫理的、社会的に正しい行いを行うように努めます。

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専門研修プログラムの概略

  1. プログラムは、単一の専門研修基幹施設(以下「基幹施設」という)と複数の専門研修連携施設(以下「連携施設」という)によって構成され、必要に応じて関連施設(複数可)が加わります。なお専門研修は、基幹施設及び連携施設において完遂されることを原則とし、関連施設はあくまでも補完的なものです。
    当プログラムの構成は以下の施設からなります。
    基幹施設: 岐阜大学医学部附属病院
    連携施設: 岐阜県総合医療センター
      高山赤十字病院
      総合大雄会病院
      岐阜市民病院
      木沢記念病院
      静岡市立静岡病院
      松波総合病院
      羽島市民病院
      総合犬山中央病院
      土岐市立総合病院
      朝日大学歯学部附属村上記念病院
      公立学校共済組合東海中央病院
      豊橋医療センター
      大垣徳洲会病院
      岐阜県立下呂温泉病院
    関連施設: 愛知医科大学
      国立循環器病研究センター
      沖縄県立南部医療センター・こども医療センター
      国立成育医療研究センター
  2. 基幹施設における専門研修指導医に認定された脳神経外科部門長、診療責任者ないしはこれに準ずる者が専門研修プログラム統括責任者(以下「統括責任者」という)としてプログラムを統括します。当プログラムでは岩間 亨です。
  3. プログラム全体では規定にある以下の要件を満たしています。(別表1)
    • (1)SPECT / PET等核医学検査機器、術中ナビゲーション、電気生理学的モニタリング、内視鏡、定位装置、放射線治療装置等を有する。

      ○:ある  ×:なし  数字:人数


      表Ⅰ-1.設備状況

      設備 基幹施設 基幹+連携施設
      SPECT
      PET
      ナビゲーション
      電気生理モニタリング
      神経内視鏡
      定位手術装置
      放射線治療装置
      その他特殊装置があれば名称記載    

    • (2)以下の学会より円滑で充分な研修支援が得られています。
      • 脳腫瘍関連学会合同
        (日本脳腫瘍学会、日本脳腫瘍病理学会、日本間脳下垂体腫瘍学会、日本脳腫瘍の外科学会)
      • 日本脳卒中の外科学会
      • 日本脳神経血管内治療学会
      • 日本脊髄外科学会
      • 日本神経内視鏡学会
      • 日本てんかん外科学会
      • 日本定位・機能神経外科学会
      • 日本小児神経外科学会
      • 日本脳神経外傷学会

      表Ⅰ-2.関連学会認定医数等

      専門医名/認定医名 基幹施設 基幹+連携施設
      合計数
      日本脳卒中学会認定 脳卒中専門医 6 36
      日本脳神経血管内治療学会認定 専門医 4 24
      日本脳神経血管内治療学会認定 指導医 1 5
      日本脊髄外科学会 脊髄外科認定医 0 0
      日本脊髄外科学会 指導医 0 0
      日本神経内視鏡学会 技術認定医 2 7
      日本てんかん学会 専門医 0 1
      日本定位・機能神経外科学会 技術認定医 0 0
      日本定位・機能神経外科学会 施設認定 × ×

    • (3)基幹施設と連携施設の合計で原則として以下の手術症例数を有する。
      • 年間500例以上(昨年手術実数 2815例)
      • 腫瘍(開頭、経鼻、定位生検を含む)50例以上(昨年手術実数 242例)
      • 血管障害(開頭術、血管内手術を含む)100例以上(昨年手術実数 1098例)
      • 頭部外傷の開頭術(穿頭術を除く)20例以上(昨年手術実数 96例)
  4. 各施設における専攻医の数は、指導医1名につき同時に2名までです。
  5. 研修の年次進行、各施設での研修目的を例示しています。
  6. プログラム内での専攻医のローテーションが無理なく行えるように地域性に配慮し、基幹施設を中心とした地域でのプログラム構成を原則とし、遠隔地を含む場合は理由を記載します。
  7. 統括責任者および連携施設指導管理責任者より構成される研修プログラム管理委員会を基幹施設に設置し、プログラム全般の管理運営と研修プログラムの継続的改良にあたります。

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基幹施設(岐阜大学医学部附属病院)(別表2)

専攻医教育の中核をなし、連携施設における研修補完を得て、専攻医の到達目標を達成させます。専攻医は基幹施設には最低6か月の在籍が義務付けられています。
基幹施設は特定機能病院または以下の条件を満たす施設です。

  1. (1) 年間手術症例数(定位放射線治療を除く)が300例以上。(昨年手術数 458例)
  2. (2) 1名の統括責任者と統括責任者を除く4名以上の専門研修指導医をおく。
    (指導医7名:2017年6月1日現在)
    (3) 他診療科とのカンファレンスを定期的に開催する。
    (4) 臨床研修指定病院であり、倫理委員会を有する。
  3. 他のプログラムへの参加は、関連施設としてのみ認められており、連携施設として参加はしません。
  4. 基幹施設での週間スケジュール
  5. カンファレンス・院内講習会
    症例検討カンファレンス(月—金:火・金は英語による症例提示)
    抄読会(週1回火曜日)
    手術症例検討会(週1回金曜日)
    多職種カンファレンス(週1回月曜日)
    M&Mカンファレンス(月1回)
    医療安全・感染対策講習会(年2回)
    保険診療講習会(年2回)
    医学研究等倫理講習会(年1回)
    臨床試験講習会(年8回)
    脳腫瘍病理懇話会(年2回)
    臨床神経集談会(年2回)

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連携施設(別表2)

基幹施設による研修を補完します。

  1. 1名の指導管理責任者(専門研修指導医に認定された診療科長ないしはこれに準ずる者)と2名以上の専門研修指導医をおいています。ただし、指導管理責任者と指導医の兼務は可です。症例検討会を開催し、指導管理責任者は当該施設での指導体制、内容、評価に関し責任を持ちます。指導管理責任者、専門研修指導医からなる連携施設研修管理委員会を設置し、専攻医の教育、指導、評価を行うとともに、指導者間で情報を共有し施設内での改善に努めます。
  2. 他の研修プログラムへの参加は関連施設としてのみ認められ、複数の研修プログラムに連携施設として参加することはできません。
  3. 連携施設は年次報告を義務付けられ、問題点については改善勧告が行われます。

関連施設(別表2)

  1. 統括責任者が、基幹施設および連携施設だけでは特定の研修が不十分と判断した場合、或いは地域医療の不足部分を補完するためにその責任において指定します。
  2. 関連施設の要件は特に定めていませんが、関連施設での研修は原則として通算1年を超えないものとします。

(別表2)専門研修施設群の構成

専門領域名      :脳神経外科
専門研修プログラム名称:岐阜大学脳神経外科
専門研修基幹施設
名称 施設としての
主な研修担当分野※1
専門研修プログラム
統括責任者名
専門研修
指導医数
学会登録
施設番号
岐阜大学医学部附属病院 1, 2, 3, 4, 5, 6, 8 岩間 亨 7 46

※1 「施設としての主な担当分野」
1:腫瘍 2:脳血管障害 3:外傷 4:脊椎・脊髄 5:小児 6:機能 7:地域医療 8:その他
※2 「関連施設とする目的」
11:腫瘍 12:脳血管障害 13:外傷 14:脊椎・脊髄 15:小児 16:機能 17:地域医療 18:その他  
※3 「専門研修プログラム施設責任者名」(脳神経外科領域の専門研修責任者)
※4 関連施設の場合は「関連施設」欄に○

専門研修連携施設・関連施設
No. 名称 施設としての
主な研修担当分野
※1(連携施設の場合)
関連施設とする
目的
※2(関連施設の場合)
専門研修
プログラム
施設責任者名
※3
専門研修
指導医数
(連携施設
のみ入力)
学会登録
施設番号
関連施設
※4
1 岐阜県総合
医療センター
脳神経外科
1, 2, 3, 4, 5 熊谷守雄 4 374  
2 高山赤十字病院
脳神経外科
1, 2, 3, 7 竹中勝信 3 1370  
3 総合大雄会病院
脳神経外科
1, 2, 3 今井 秀 5 1424  
4 岐阜市民病院
脳神経外科
1, 2, 3 谷川原徹哉 3 1451  
5 木沢記念病院
脳神経外科
1, 2, 3, 6, 8 横山和俊 3 1741  
6 静岡市立静岡病院
脳神経外科
1, 2, 3 深澤誠司 3 1893  
7 松波総合病院
脳神経外科
2, 3, 7 澤田元史 2 1894  
8 羽島市民病院
脳神経外科
2, 3 今尾幸則 2 1933  
9 総合犬山中央病院
脳神経外科
2, 3, 7, 8 荒木有三 3 1938  
10 土岐市立総合病院
脳神経外科
1, 2, 3, 7 野田伸司 2 1939  
11 岐阜県立下呂温泉病院
脳神経外科
1, 2, 3, 7 三輪和弘 2 2024  
12 朝日大学歯学部附属
村上記念病院
脳神経外科
1, 2, 3 郭 泰彦 2 2144  
13 公立学校共済組合
東海中央病院
脳神経外科
2, 3, 7 松久 卓 2 2195  
14 豊橋医療センター
脳神経外科
2, 3, 7 酒井秀樹 2 7175  
15 大垣徳洲会病院 2, 7, 8 林 克彦 2 8535  
16 愛知医科大学
脳神経外科
14 高安正和   44
17 国立循環器病
研究センター
脳神経外科
12 高橋 淳   135
18 沖縄県立南部
医療センター・
こども医療センター
15 長嶺知明   2138
19 国立成育
医療研究センター
脳神経外科
15 荻原英樹   7246

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当プログラムでの研修年次進行パターン(別表3)

 プログラム内での研修ローテーションにより到達目標の達成が可能になります。当プログラムでの代表的な年次進行パターンを以下に示します。必ずしもこの通りにはなりませんが、到達目標の達成が可能なようにローテーションを組みます。また研修途中でも不足領域を補うように配慮します。

(別表3)研修進行計画書

パターン 研修年次 施設名 主たる研修内容
A 1 岐阜大学病院 脳外科一般、脳腫瘍、血管障害、脊椎、外傷、
機能的疾患
2 岐阜県総合医療センター 小児脳神経外科、血管障害、外傷、脳腫瘍,
脊椎
高山赤十字病院 脳外科一般、血管障害、外傷、地域
3 豊橋医療センター 脳外科一般、血管障害、外傷
4 国立循環器病研究センター 脳外科一般、血管障害
B 1 村上記念病院 脳外科一般、血管障害、脳腫瘍、外傷
沖縄県立南部医療センター 脳外科一般、小児脳神経外科
2 岐阜大学病院 脳外科一般、脳腫瘍、血管障害、脊椎、外傷、
機能的疾患
3 土岐市立総合病院 脳外科一般、血管障害、脳腫瘍、地域
岐阜市民病院 脳外科一般、血管障害、脳腫瘍、頭部外傷
4 木沢記念病院 脳外科一般、脳腫瘍、機能的疾患
C 1 岐阜大学病院 脳外科一般、脳腫瘍、血管障害、脊椎、外傷、
機能的疾患
2 静岡市立静岡病院 脳外科一般、血管障害、脳腫瘍、外傷
3 成育医療研究センター 小児脳神経外科
松波総合病院 脳外科一般、血管障害、外傷、地域
4 総合大雄会病院 脳外科一般、血管障害、外傷
愛知医科大学 脊椎

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研修の休止・プログラム移動

 疾病、出産、留学、地域診療専念などの理由により、専門研修は専攻医・統括責任者の判断により休止・中断は可能です。中断・休止期間は研修期間から原則として除かれます。研修期間4年間のうち脳神経外科臨床専従期間が3年以上必要であり、神経内科学、神経放射線学、神経病理学、神経生理学、神経解剖学、神経生化学、神経薬理学、一般外科学、麻酔学等の関連学科での研修や基礎研究・留学は1年を限度に専門研修期間として領域研修委員会(専門医認定委員会)により認めることができます。
プログラム間の移動も専攻医、統括責任者の合意の上、領域研修委員会(専門医認定委員会)により認めることが可能です。

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プログラムの管理体制

  1. プログラム責任者(基幹施設長)、連携施設長から構成される研修プログラム管理委員会を設け、プログラムの管理運営にあたります。研修プログラム管理委員会は専攻医の専門研修について随時管理し、達成内容に応じた適切な施設間の異動を図ります。また、各研修施設における指導体制、内容が適切かどうか検討を行い、指導者、専攻医の意見をもとに継続的にプログラム改善を行います。また、各連携施設においては施設長、指導医から構成される連携施設研修管理委員会を設置し施設での研修について管理運営を行います。
  2. 専攻医は研修プログラム、指導医についての意見を研修管理プログラムに申し出ることができます。研修終了時には総括的意見を提出しプログラムの改善に寄与します。研修プログラム管理委員会は専攻医から得られた意見について検討し、システム改善に活用していきます。
  3. プログラム責任者は専攻医の良好な勤務環境が維持されるように配慮しています。労働環境、勤務時間、待遇などについて専攻医よりの直接ヒアリングを行い、良好な労働環境が得られていることを確認します。
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専攻医の評価時期と方法

  1. 研修年度ごとに、指導医・在籍施設の責任者が専攻医の経験症例、達成度、自己評価を確認し研修記録帳に記入します。研修プログラム管理委員会はこれをもとに不足領域を補えるように施設異動も含めて配慮します。
  2. 研修修了は、プログラム責任者(基幹施設長)が、経験症例、自己評価などをもとに、技術のみでなく知識、技能、態度、倫理などを含めて総合的に研修達成度を評価します。研修態度や医師患者関係、チーム医療面の評価では、他職種の意見も参考にします。

最近の主な研究テーマ

主な留学先(過去15年間)

 

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