岐阜大学医学系研究科・医学部


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VOICE -岐大医学部から- 平成23年3月退職者による最終講義

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平成23年3月2日・17日、医学部記念会館2階ホールにて、本年3月をもって退職される先生方の最終講義が行われました。

本年は、大学院医学系研究科 医科専攻 神経統御学講座 高次神経形態学分野 教授 伊藤 和夫先生、医学部 看護学科 地域・精神看護学 教授 牧野 茂徳先生、医学部 看護学科 成人・老年看護学 教授 箕浦 とき子先生が退職されます。

各講義とも在学生,教員,大学関係者などが多数出席し、先生方の最終講義を熱心に聴講しました。

■ 伊藤 和夫先生からのメッセージ

伊藤教授
略 歴
1971年 岐阜大学医学部医学科 卒業
1975年 岐阜大学大学院医学研究科 卒業
1975年 京都大学医学部 助手
1981年 京都大学医学部 助教授
1990年 岐阜大学医学部 助教授(兼任)
1990年 岐阜大学医学部 教授
2011年 3月をもって定年退職

-教員生活を振り返って-

教務主任だった平成6年に、従来の講義中心のカリキュラムからテュトーリアル教育型のカリキュラムを導入しました。この時は、先生方の合意を得られることが難しく、当初は『講義を減らしてどうするのか』などの反対意見もあったのですが、会議を重ねるにしたがい、体験型に似た学習スタイルであることを理解していただき、なんとかテュトーリアル教育型のカリキュラムに変更することが出来ました。

カリキュラム移行の検討を始めて、導入を決定するまでに数ヶ月しかなく、カリキュラムの変更に伴う了承を文部省から得るための資料を学務課事務職員と徹夜で作成したり、テュトーリアル教育型の学習スタイルはスモールグループで行うため、小教室に改築しなければならず、概算要求を行うために事務職員へテュトーリアル教育の説明を行ったりしました。

結果、事務職員が本当に頑張ってくれて予算を獲得でき、小教室に改築することが出来ました。これは、教員と事務職員が両輪となり出来たカリキュラム改革だったと思います。

平成8年に文部省が『21世紀に向けた医学・医療のあり方』の答申案を出した時は、本学が導入した事例が多く盛り込まれていました。その後、文部省が医学部におけるテュトーリアル教育を推奨し、他大学から多数の見学者が訪れ高い評価を得られたことが印象に残っています。


-次世代へのメッセージ-

我々が子供の頃は、遊び1つにしても自分達が工夫しないと何もありませんでした。今では、物が豊富すぎて選ぶのが困るくらいです。色々な事に積極的に関心を持ち、自らを育てることが大事だと思います。

『Amor Vincit Omnia(愛は全てに勝る)』人生の色々なステージにおいて『愛』が一番大事です。それは、患者さんに対する愛や家族に対する愛、あるいは、学問に対する愛だと思います。


■ 牧野 茂徳先生からのメッセージ

牧野教授
略 歴
1971年 岐阜大学医学部医学科 卒業
1971年 岐阜大学医学部 助手
1982年 岐阜大学医学部 助教授
1990年 フィリピン労働安全衛生センター JICA長期専門家として派遣
1991年 中央労働災害防止協会労働衛生検査センター 副所長
2001年 岐阜大学医学部 教授
2011年 3月をもって定年退職

-教員生活を振り返って-

新設された看護学科に着任し、草創期の運営に係わりました。

着任の翌年に看護学科将来計画委員会委員長、その次の年には教務厚生委員会委員長となりました。この間に、新しい研究棟が建設され、どのように活用するか、四年制用の授業計画や卒業研究をどのように行うか、そして3年次編入生の受入れ計画等の課題に取組みました。また、この時期に国立大学から国立大学法人へ移行することとなり、中期目標中期計画等の策定に係わることになりました。

いろいろとまどいもありましたが、皆さまのご支援とご協力をいただき、充実した教員生活を送ることができました。


-次世代へのメッセージ-

これからの時代は超高齢化社会であります。今までに誰もが経験したことがない時代がやってくると思います。

若い皆さんと我々若くない者も今まで以上に自分の頭で考え、知恵を出し合い、より良い社会を目指していかなければならないと思います。


■ 箕浦 とき子先生からのメッセージ

箕浦教授
略 歴
1969年 東邦大学医学部付属高等看護学院 卒業
立教大学社会学研究科 修士課程 修了
  東邦大学医学部付属病院,東京人工腎臓センター 看護師として勤務
1976年 神奈川県職員 看護学教員
1996年 静岡県立大学看護学部 助教授
2002年 山梨県立看護大学 教授
2003年 岐阜大学医学部看護学科 教授
2009年 岐阜大学医学部 看護学科長
2011年 3月をもって定年退職

-教員生活を振り返って-

医学部の看護学科ですので、医学科の先生方に講義をお願いできたり、国立大学法人の総合大学であることが、学科としての強みであると感じていました。

単科大学は、決断などにおいて小回りが利くメリットがありますが、母体の大きさや他学部の学生と交流ができることも、学生が本学で学びたい理由の一つであると思います。

本学に奉職した頃に国立大学から独立行政法人化されることになり、自立していこうとする機運が、とてもエネルギッシュでした。

看護学科長に就いてからは、犬塚医学部長および教職員の皆様に本当に支えられて、職務を遂行することができたのだと思います。感謝しています。


-次世代へのメッセージ-

自分達が全体の中でどのような役割を持っているのかを自覚して、自分の周りの事だけを考えるのではなく、広い視野を持って、自分がその中でどうすれば全体のプラスになるかを意識して行動して欲しいです。

本学の学生は、自分の学生時代から比べると『なんて優秀なんだろう』といつも感じていました。卒業してからも自分で勉強しながら成長していけるように、在学中から基本的な姿勢を身に付けて頑張って欲しいです。そうすれば、素敵な安心できる看護師として働けて、ケアされる人々も幸せになれると思います。



伊藤教授 伊藤教授 伊藤教授
牧野教授 会場の様子 牧野教授
箕浦教授 箕浦教授 牧野教授・箕浦教授

《 写真の説明 》
1 2 3 1: 伊藤教授 最終講義 2: 伊藤教授 最終講義 3: 伊藤教授 花束贈呈
4 5 6 4: 牧野教授 最終講義 5: 会場の様子 6: 牧野教授 花束贈呈
7 8 9 4: 箕浦教授 最終講義 5: 箕浦教授 花束贈呈 6: 牧野教授・箕浦教授



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