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VOICE -岐大医学部から- 地域看護学分野からのメッセージ

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岐阜大学医学部は医学科と看護学科の2つの学科で構成されています。
『VOICE-岐大医学部から-』第16回は、医学部看護学科 地域・精神看護学講座 地域看護学分野 准教授 若杉 里実先生にお話を伺いました。

■ 看護師になられたきっかけは?

若杉准教授
略 歴
1986年 藤田保健衛生大学衛生学部衛生看護学科卒業
藤田保健衛生大学病院(看護師),名古屋市役所(保健師)として勤務
1999年 愛知県立看護大学 助手(公衆衛生看護学)
2002年 愛知みずほ大学 非常勤講師(介護概論)
2004年 岐阜大学医学部看護学科 助手(地域看護学)
2006年 愛知医科大学看護学部 講師(地域看護学)
2009年 4月より現職

小学生の頃から漠然とやってみたい仕事だと思っていましたが、高校3年生の時に『人のために何か出来ないかな?』と強く思うようになりました。その選択肢の一つとして看護師という職業があり、当時では少なかった4年生の看護大学に進学しました。卒業後は、看護師として病院で勤務しました。

大学では看護師と保健師の資格を取得しましたが、在学中の実習で経験した保健師の仕事をとても魅力的に感じていました。 患者さんと看護師の関わりは病院内だけになってしまいますが、保健師は地域に出向き、住民の方たちとより良い地域を作り上げることや住民の方たちと長く関われることも魅力でした。

また、病気になる前の予防段階で出来るケアがしたいと思い、保健師になりました。


■ 教員になられたきっかけは?

10年以上保健師として勤務し、『この先も保健師の仕事を続けて行こう』と考えていた頃でしたので、教員になることをすごく悩みました。

しかし、経験や魅力を学問と共に学生に分かりやすく伝えられることが、少しでも役に立てればと思い教員になりました。


■ 地域看護学では、どのような事を研究されていますか?

若杉准教授

新任保健師の現任教育に力を入れています。現場に出向き、新任保健師と先輩保健師と一緒に1年間継続的に関わりながら、新任保健師の成長を共に確認していくサポートと研究をしています。

今後は、現場で活かせる教育に改善する必要が常にありますので、卒業生からの意見を聞きつつ、自分達の教育力を上げていくことに取り組みたいと考えています。


■ 看護師・保健師を目指す学生にメッセージをお願いします

若杉准教授

本学科では社会人基礎力の育成に取り組んでいます。そのことを踏まえて、4つの事を学生に望んでいます。

1つ目に、自分から一歩前に踏み出して、粘り強く取り組んで欲しいです。

2つ目は、教員が講義の時間だけで全て教えきることは出来ないので、講義をきっかけとして自分で興味を持ったことを自分で調べて考える力を養って欲しいです。

3つ目は、看護師・保健師は人と関わっていく仕事なので、相手の気持ちを引き出し、それを受け止めて一緒に考えられる人になって欲しいです。

4つ目は、看護師・保健師は子供からお年寄りまで対象者が幅広いので、様々なことに興味を持って視野を広げ、勉強だけではなく自分自身を磨き上げて欲しいですね。

真面目な学生が多くいますので、もう一歩自分の力で切り開くたくましさを身につけて欲しいです。基礎的な力は持っているので、応用力や人間力を上げていくと社会人になった時に色々なことを乗り越えられるのではないかと思います。


看護師の仕事は夜勤などもあり、結婚を機に退職してしまう事が多い職業です。その一因もあり慢性的な看護師不足になっています。

もし辞めたとしても、またパートタイムなどで仕事を続けて欲しいと思っています。私自身も子供が2人います。仕事が好きだから続けられるところもありますが、自分で力の入れどころを変えながら両立は可能だと思います。勿論、一人だけでは無理ですから、家族と話し合い夫や家族の協力を得つつ、無理なく働き続けられれば良いのかなと思います。

男性の育児休暇の取得率はまだまだ低いですが、政府も積極的に育児休暇の取得率を上げるように企業に働きかけを行っています。育児休暇が取れなくても、保育園の送り迎えなど時間単位で協力するなど、お互いに支えあうような努力は必要だと思います。



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