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VOICE -岐大医学部から- ピアカウンセリング同好会

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 本学では、「独創的、先進的な研究とそれに裏打ちされた人材育成を行う中部地方に拠点を置いた中規模総合大学」として「地域社会からの信頼と期待に応える」地域連携事業を推進するため、「岐阜大学活性化経費(地域連携)」を設定しております。この度、多数の応募の中から看護学科の学生を主とした「思春期ピアカウンセリング事業(ピアカウンセリング同好会)」が選定されました。
 ピアカウンセリング同好会は、岐阜保健所での思春期保健ピアサポート事業の一環として、2003年岐阜大学医学部看護学科に発足し、ピア学生の養成と共に中高生の授業や文化祭でのピア講座及びピアセミナー等数多くの活動に生き生きと取り組んでいます。
 『VOICE-岐大医学部から-』第7回は、2009年12月19日にピアセミナーを開催した、ピアカウンセリング同好会の皆さんにお話を伺いました。

■ どのような同好会で、どのような活動を行なっていますか?

ピアカウンセリング同好会 玄さん

看護学科4年 玄さん


ピア新聞


竹田さん・大西さん・木村さん

(左より) 看護学科1年 竹田さん・看護学科2年 大西さん・応用生物学部5年 木村さん


『ピアカウンセリング』を言葉では言い表すのは難しいのですが、私たちは先生や親ではなく、ちょっとしたアドバイザー的な存在だと思います。主に、高校生に向けての性教育を中心に活動をしていますが、保健体育の授業とは違い、フランクでオープンな身近な事として捉えてもらえるような活動を行なっています。

部員は30名ほどいますが、活動に参加出来なかった部員のために、どのような事をしたのか分かるように『ピア新聞』を発行しています。夏休み以降には高校に出向き、展示物などを使って性について話をしたり、悩み相談などを行なっています。また、毎年この時期に高校生に来てもらうセミナーを行っています。

今回のセミナーでは、自分の人生の『今まで』と『これから』を折れ線グラフに描き、グループでディスカッションを行なう『ライフライン』を行ないました。それぞれの意見を否定しないことが、ディスカッションを行なう前提になります。ディスカッションを行なう中で、これからの人生を考えるきっかけになればと思います。


恋愛に対してどう思っているかとか、性の悩みなどの話をしていく中で、『ピア=仲間』になる事がスタート地点だと思います。ただのおしゃべりではなく、友達同士では話し難い内容でも、違う立場や視点からの意見もあり、なんとも言えない一体感がとても面白く感じています。

セミナーでは、この一体感を持って高校などへ行くと、高校生達も最初は嫌がっているのですが、心を和ませてくれて思っていることを話してくれるようになり、一緒に考える機会を持てる場だと思います。自分も考える機会でもあるので、色々な相互作用がおきやすい場所が、ピアカウンセリングの活動ではないかと思います。


夏休みが終わってから入部したので、活動はあまり出来ていないのですが、友人に話をしても『そんなことを話されても...』と引かれてしまう話でも、メンバーに話せば、親身になって聞いてくれる存在です。相談していなくても、いろんな人の経験を自分の立場に置き換えて考えることが出来る貴重な場だと思います。

入部当初は、性感染症の話題などで尻込みをしてしまいそうな事もあったのですが、こういう話だからこそ、男女関係なく話さないとダメなのかなと思うようになりました。


引退した身ですので、コンスタントに参加が出来ていないのですが、ピアカウンセリング同好会には他にはない不思議な雰囲気があって、今日も初めて会う部員や半年振りに会う部員もいるのですが、なぜか不思議と打ち解けてしまいます。メンバーが作り出す暖かい空気が、自分の中の悩みや自分だけで抱え込んでしまうようなことでもオープンにさせてしまうのではないでしょうか。同好会の活動をした後は、なんだか暖かい気持ちになって、パートナーや家族の事をもっと大切にしたい気持ちになります。

ピアカウンセリングの活動は、目には見えてこない部分が多く、セミナーに参加してくれた高校生がその後どのようになった分かりませんし、悩みを話せなかった高校生もいますが、何かを感じてくれて、ちょっとでも楽しんでくれる事を目指して活動しています。


《第7回ピアセミナー 開催風景》
ピアセミナー01 ピアセミナー02 ピアセミナー03
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