岐阜大学医学部眼科学教室

研修医 (眼科医) 体験記

後期臨床研修医 2年 高橋俊介先生

 ARVO (Association for Research in Visual Science and Ophthalmology )に参加しました。ARVOは毎年開催されている歴史ある世界で最も大規模な眼科研究の学術集会です。今回はハワイのホノルルで開催されました。初めての国際学会への参加で緊張半分、ハワイへ行ける楽しみ半分でハワイへ飛び立ちました。現地に着くと、晴天に恵まれ、美しい青空と、美しい海に癒されました。
 ホノルルの中心地で開催され、会場へ着くと、当たり前ですが、周りは外国人ばかり、飛び交う英語にまずは雰囲気に圧倒されました。雰囲気に飲まれないように気合を入れ直し、今回「Relationship between intraocular pressure reduction and visual field aggravation after trabeculectomy in eyes with open angle glaucoma」をポスター発表しました。たくさんの海外の先生方から興味をもっていただけ、質問をいただきました。しかし、自分の英語力の無さでうまく答えることができず、情けなさ、申し訳ない気持ちになりました。発表中に山本教授、澤田先生に助けていただき、いつも以上に大きな存在に感じました。また、学会外では澤田先生とゴルフをしたり、同期とともに美しい自然をバックにドライブをしたり、美味しいステーキを御馳走になったりと日々刺激的な学会参加となりました。
 最後に、今回国際学会への参加の機会を下さったことに深く御礼申し上げます。この経験を忘れずに、今後の診療、研究に更に邁進していきたいと考えています。


2018/5 アメリカ ハワイにて (ARVO2018)
左から: 澤田 明先生、私、山本哲也教授、恩田将宏先生

後期臨床研修を終えて 眼科医5年目 矢ヶ崎礼香先生

 私は岐阜大学医学部を卒業後、初期臨床研修、出産・育児休暇を経て、岐阜大学医学部眼科学教室に入局しました。入局の挨拶に伺った日、まだ子供が乳児であり不安でいっぱいだった私を、山本教授を始め医局の先生方があたたかく迎え入れてくださったことは今でもよく覚えています。眼科研修開始後、子育てと両立する上で勤務時間や診療内容の制限が生じる場合は多々ありましたが、指導医の先生方が私の状況を受け入れ細やかにご指導くださり、医局の先輩・同期・後輩の先生方、視能訓練士・看護師の皆さんが支えてくださったおかげで、ゆっくりでも着実に臨床経験を積むことが出来ました。当院の専門分野である緑内障はもちろん、多くの症例を通して所見を丁寧に観察し診断につなげることの大切さを学びました。眼科専門医の資格を取得するには、眼科のなかでも様々な分野の症例を経験すること、手術の執刀や学会発表、論文の執筆などが必要になりますが、育児中でもその必要項目を網羅する以上の機会を与えていただいたことは心から感謝しています。
 眼科の領域は知れば知るほど奥深い世界です。眼球およびその付属器ばかりでなく、視覚を司る中枢、全身疾患との関連などその魅力は多岐に渡ります。当医局には、知識も技術も豊富なかっこいい先生はもちろん、駆け出しのガッツ溢れる先生や私のような子育て中医師も在籍しています。専門性の高い眼科学を一緒に楽しく学びませんか?


2018/8 眼科外来にて
左から: 看護師小椋さん、高木向寿江先生、私、看護師水谷さん

眼科医として9年目 村田一弘先生

 私は金沢医科大学卒業後、岐阜大学医学部眼科学入局させていたあとは、数年間の大学勤務ののちに3年ほど大垣市民病院にて勤務させていただきました。
 今年になり大学病院へ戻り、眼科医9年目となります。大学へ戻ってからは、大垣市民病院では経験できなかったような手術加療なども担当させていただく機会もあり、さらなる課題を見出し、日々奮闘中です。日々の診療においては、山本教授をはじめとし、諸先生方から厳しくも優しいご指導のうえ、緑内障外来といった専門外来を担当させていただく機会もあり、今後の専門分野についても広く学ばせていただく機会が多く充実した毎日を過ごしております。今後は、手術においては上級医の助手につき手術の流れやコツを学ばせていただきながら、また自己での執刀経験を積ませていただくとともに、今後は後輩の手術指導にも携わっていかなければと考えております。当院ではより深く患者さんと関わりながら臨床経験を積むことができます。
 他にも日本眼科学会、日本臨床眼科学会での発表や、2018年はバルセロナでのWOC(World Ophthalmology Congress)での発表の機会を与えていただきましたが、海外学会などでの発表機械を与えていただけることも大きな魅力の一つです。日々の多忙な診療では忘れてしまいがちな臨床研究の意義や最新の病態疾患概念・治療法などを学ぶことができ、日々の診療にフィートバックすることで、さらに充実した日々を送ることができています。
 自らが積極的に動けば、多くのことができる医局であることが大きな魅力と感じています。


2018年6月
発表を終えてのバルセロナでの食事会

2018年6月WOC
山本教授の講演

初めてみたサクラダファミリアは
圧巻の建造物でした。