番組は，自ら認知症である事実を公表した認知症医療の第一人者，長谷川和夫先生の1年間の記録でした．「変わっていく心にどう寄り添えばよいのか」という家族の葛藤も描かれましたが，一番注目されたことは長谷川先生が体験した「認知症とは何なのか？」の答えでした．長谷川先生が，ご自身の姿を見せることで伝えようとしたことは，「認知症は，全く普通の人と同じことを考え，同じ物の考え方をしてて，決して型にはまった，ここからが認知症だっていう人は一人もいない」ということです．その理解は，診療や介護をより良い方向に変えるのではないかと思います．ブログには （１）長谷川先生の言葉から知る認知症，（２）番組を見て思い出された言葉，（３）長谷川先生から何を学ぶか？について記載しました．ご一読いただければと思います．

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