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診療内容-内分泌-

内分泌(診療内容)

内分泌の病気は一般になじみが薄く、まれなイメージを持たれているようです。しかしながら、最近では高血圧症の10%近くがホルモンの異常が原因であることが判明するなど、実際は高頻度に発生する疾患です。

外来診療

視床下部・下垂体・副腎、甲状腺、副甲状腺、性腺、電解質異常等の多彩な疾患に対し、日本内分泌学会指導医・専門医が診療にあたります。超音波検査、CT、MRI、シンチグラフィなどの適切かつ充分な画像診断や専門的な解釈を要する内分泌学的負荷検査などの精密検査により、正確な病態把握・診断と科学的根拠に基づく治療を行っています。また、一般医療機関では診断できないような遺伝子異常による稀な内分泌疾患の遺伝子診断にも、自科検査により対応しています。

入院診療

当院では、内分泌疾患に精通した看護師、薬剤師などのスタッフが常駐する病棟を備えています。外来では困難な、ホルモンの日内変動、畜尿を必要とする検査等については、短期入院で行っています。特に、CTやMRI検査の普及により近年急増している副腎偶発腫(別の疾患の評価目的で行った検査で偶然発見された副腎腫瘍のこと)については、4泊5日で効率良く質的診断が可能な検査入院プログラムを組んでいます。また、放射線科との連携により、アルドステロン症などの高度な診断技術である副腎静脈サンプリング目的の1泊2日の検査入院も設定しています。当施設は厚生労働省難治性疾患克服事業の「副腎ホルモン産生異常に関する研究班」にも参加しており、日本全国から得られた膨大な最新のデータとリアルタイムな領域専門家のコンセンサスを根拠に診療を行っています。また、重症の副腎不全や甲状腺中毒症などの急性期入院診療についても豊富な経験・知識を持って対応しています。常に当院の泌尿器科、脳神経外科、甲状腺外科とも合同カンファレンスなどで緊密に連携しており、内分泌腫瘍など外科的治療を要すると判断された場合は、迅速な手術を依頼しています。

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