14 院内学級


 文部省では,教育の機会均等の観点から,平成5年6月に 「病気療養児の教育に関する調査研究協力者会議」 を設置し,病気療養児の教育の在り方について調査研究を進め,平成6年12月にこの教育の特質,意義,課題と今後構ずべき施策について,「病気療養児の教育について」 としてまとめ,各都道府県教育長あてに通知されている。 また,平成7年12月には,文部省初等中等教育局企画官から事務局長を通じて,附属病院に早期に院内学級を設置されたいとの要望があった。
 このような状況に対応するため,院内での検討を重ね,さらには岐阜県教育委員会岐阜教育事務所,岐阜市教育委員会との協議を経て,小児科病棟の一部を改装,転用の上設置することとし,平成8年4月に開設したものである。
 院内学級は,岐阜市立京町小学校,同伊奈波中学校の病弱児学級として位置付けられ,「むくの木学級」 と名付けられている。 平成10年9月末現在,小学生6人,中学生3人が在籍している。
 現状の施設は,応急的に改装,転用したものであり,小・中学校用教室とも約20・しかない。 将来的には教室増と共に職員室や多目的に利用するための特別教室等の設置も検討する必要がある。