国際交流

 本学部では20数年前から活躍してきた学外・海外協力委員会が国際交流の役割を担ってきたが, 岐阜大学国際交流委員会の設置に伴い, その名称を医学部国際交流委員会とした。 さらに平成 8 年度に岐阜大学に留学生センターが設置されたことをうけ, 留学生交流専門委員会と学術交流専門委員会に医学部国際交流委員会から委員を送っている。
 医学部が基幹となって推進した大学間交流協定校としては中華人民共和国の浙江医科大学と中国医科大学, フィリピンのサントトマス大学があり, 留学生の受入れ, 研究者の交流, 情報交換, 共同研究が行われている。 外国からの留学による大学院修了者の中には学位取得後, 本学部の教員として教育・研究に活躍している人もいる。
 
1 留学生の受入れ体制と状況
 最近 3 年間の受入状況は下表の通りであり, 年々留学生の数が増加する傾向にある。
年度別, 国別外国人留学生数
留学生一覧 (大学院学生及び研究生) (平成 5 年度〜平成 7 年度) その1
留学生一覧 (大学院学生及び研究生) (平成 5 年度〜平成 7 年度) その2
 
 
2 留学生の教育・研究指導の方法と体制
(1) 岐阜大学には, 日本語の基礎を勉強する留学生センターが設置されており, 日本語クラスは 1 クラス 2 期制で, 第 1 期 9 コマ, 第 2 期 6 コマの授業が実施されている。 また, 医学部の留学生に対しては特別クラスが設けられており, 週 2 回非常勤講師による指導がなされている。
(2) 留学生の個別指導に関しては, チューター制がとられており, チューターによる留学生特別指導が入学後 2 年間 (大学院学生は 1 年間)行なわれており, 日本語, 専門教育補充の両面から効果的に留学生を指導している。 医学部, 医学研究科における留学生の専門教育に関しては, 基本的には日本人学生の場合と異なるところはなく, 学部においては授業を通じて各教官による指導が, また大学院にあっては研究の指導を通してそれぞれ特定の指導教官の下での指導が中心になっている。
 
3 在学生の海外留学・研修の状況
 医学部学生の海外留学については, 医学部の特殊性もあって休学により留学することとなるが, 積極性に富んだ学部学生による海外留学がみられる。
 大学院学生については, 2 年以内に限り, 外国における研究指導を在学期間に算入することが認められている。
 
4 教官の在外研究の状況
 文部省在外研究員, 日本学術振興会派遣研究者制度による長期, 短期の海外での研究・指導, 文部省科学研究費による海外学術調査研究の他に, 教官の海外研修も盛んである。
 
 在外研究の状況 (1993年−1996年)
村川真司:ドイツ (心臓血管外科手術手法の修得及び臨床研究 1992年 3 月−1994年 2 月)
千賀省始:ドイツ・ハノウァー大学 (研修 1992年10月−1993年 4 月)
横山康宏:アメリカ合衆国・マウントサイナイ大学 (癌細胞の薬剤耐性獲得機構の研究を行うため 1992年 7 月−現在)
石井光一:アメリカ合衆国・エール大学 (整形外科の臨床見学及び基礎的研究 1992年11月−現在)
恩田鋭治:アメリカ合衆国・RSD Neurolagical Sciences Institute (研究 1992年 3 月−1994年 2 月)
川瀬和秀:アメリカ合衆国・Alcov Laboratories INC (研究 1993年 1 月−1994年12月)
宗 友厚:アメリカ合衆国 (11 −ヒドロキシステロイド・デハイドナーゼの研究 1993年10月 1 日−1994年 7 月31日)
林 勝知:アメリカ合衆国 (大腸全摘後の再建術式に関する検討 1993年10月 1 日−1994年 7 月31日)
安岡 忠:連合王国 (顎骨腫瘍に対する凍結外科療法を用いた再建及び骨形態計測の手技を応用した再植骨の改造の研究 1994年11月 9 日−1994年 9 月 8 日)
恵良聖一:アメリカ合衆国 (核磁気共鳴法によるタンパク質の構造と機能に関する研究 1994年 7 月 9 日−1994年 9 月 4 日)
川島 卓:アメリカ合衆国 (大脳運動野機能の生理学的研究 1995年 6 月 1 日−1996年 8 月31日)
高岡 健:連合王国 (児童青年精神医学・産業社会と精神発達に関する研究 1996年 2 月16日−1996年 7 月15日)
細江英夫:カナダ (腰椎画像と腰痛との関連に関する研究 1995年12月 1 日−1996年 4 月30日)
 
最近 3 年間の海外渡航状況


5 外国人研究者の招致の状況
 国際社会の中で, 経済大国であり, しかも高度先進国として評価の高い我が国での研究や研究協力を希望する外国人研究者は非常に多く, 医学部においても次のとおり関連領域の研究者が専門分野での研究, 技術修得あるいは情報交換等を目的として来学している。
 
外国人研究者招致状況 その1
外国人研究者招致状況 その2
外国人研究者招致状況 その3
外国人研究者招致状況 その4
外国人研究者招致状況 その5
外国人研究者招致状況 その6

6 論文博士号取得希望者の受入れ状況
 日本学術振興会の行う外国人論博研究者に対する支援事業によるアジア諸国からの研究者を受入れ, 学位取得のための研究指導を行い, また, 必要に応じ研究指導者を相手国に派遣し研究指導を行っている。
論博研究者受入れ状況一覧 (平成 5 年度〜)
研究指導者の派遣状況一覧 (平成 5 年度〜)

7 海外の大学との交流協定の締結状況と活動状況
  
医学部が主軸となって大学間交流協定を結んでいるのは次の 3 大学である。
 
交流活動